あなたの地方のカタツムリ
陸産貝類のことを広くカタツムリと呼んでいます。日本には約800種類も確認されているんです。日本中でひろく知られているこのカタツムリですが、地方によってそれぞれ種類が違うのをご存知でしょうか?
関西で普通にみかけるのは、ナミマイマイとクチベニマイマイです。
どちらも大型のカタツムリですが、クチベニマイマイは殻の口のあたりがほんのり紅くなっているのですぐわかります。中国・四国地方で普通に見られるのはセトウチマイマイ。九州ではツクシマイマイ。関東地方ではミスジマイマイ、ヒダリマキマイマイといったように地方によって種類が違うんです。
これは、カタツムリが普通の昆虫などの生き物のように動く範囲がそれ程広くないので、それぞれの地方で進化が進んだと考えられています。
ですから、ごく限られた地域にしかいないものも多く、地名のついたカタツムリが多いのです。神戸の摩耶山にしかいないマヤサンマイマイ、南紀の那智にしかいないナチマイマイなどもその例です。
さて、あなたの地方にはどんなカタツムリが住んでいるんでしょうね?
最新の画像[もっと見る]
- アキノノゲシ 1年前
- ワレモコウ 1年前
- ヒガンバナのなかま 1年前
- ヒガンバナ 1年前
- セイタカアワダチソウは「花粉症の原因」といわれたときがありました。 1年前
- 社家郷山(しゃけごうやま)の観察会 2015年9月20日(日) 1年前
- 社家郷山(しゃけごうやま)の観察会 2015年9月20日(日) 1年前
- 社家郷山(しゃけごうやま)の観察会 2015年9月20日(日) 1年前
- ツリガネニンジン 1年前
- 和泉葛城山のブナ 1年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます