カナヘビをみて「トカゲ」だという人も多い
けれど トカゲとカナヘビは違います
トカゲのなかまには「自切」といって尻尾が刺激によって切れ、天敵の目をごまかして逃げるという行動をするものがいます。
関節と筋肉がはずれ、自切すると、残った体の筋肉が収縮して血が止まります。あとで尾は再生します。
ニホントカゲ(スキンク科)
人家の石垣や田畑などの石垣にすんでいます。
全長20~25cm、頭胴長6~10cm。ずんぐりした体型で、鱗はなめらかです。子どもは、黒い体に5本の黄色い線が入っていて、尾の青色が目立ちます。5月から6月ごろに卵を産み、雌は卵がかえるまで抱いて育てます。
ニホンカナヘビ(カナヘビ科)
平地から里山にかけてすんでいます。全長16~27cm、頭胴長5~7cm。尾が長く、鱗はかさついた感じです。春から夏に卵を産み、卵の世話はしません。
カナ「ヘビ」と聞いてヘビと思っている人も結構います。「カナ」がかわいいで、「かわいい蛇」でカナヘビといわれるとか、でもヘビではありません。
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