シチダンカ(アジサイ科)Hortensia serrate var.serrata f.prolifera
シチダンカは、ヤマアジサイの変種で六甲山の特産種。シーボルトの「日本植物誌」に採録された。
その後実際に見た人がいないので「幻の紫陽花」と呼ばれていました。
1959年(昭和 34 年)に六甲山小学校の職員が六甲ケーブルの西側で見つけて学校に植えていたところを、兵庫県生物学会会長の室井さんが同定、再発見の運びとなった。
種ができないため、挿し木で増やされいまでは公園などでもみることができる。
高さ1m~1.5mの落葉低木です。
シチダンカの装飾花は八重咲きで、それぞれの萼片は剣状にとがり、きれいに重なって星状に見えるのが特徴です。
アジサイの山と言われる六甲山系のアジサイ。アジサイは「神戸市民の花」にも指定されています、
昭和48年頃から、景観を損ねないように綺麗にしようということで六甲山にアジサイが植えられたのが最初。そして、昭和50年には、『花と市民の協定』条例第1号として5年間で2万本のアジサイを植えることになりアジサイが六甲の花、市民の花に。
「神戸市立森林植物園」では、6月中旬から7月中旬にかけてアジサイの花がみられます。
園内では「ヒメアジサイ」、「ヤマアジサイ」、「カシワアジサイ」、「コアジサイ」、「ガクアジサイ」、「アナベル」や、幻の花と言われる六甲山の名花「シチダンカ」など西日本最大級となる約350品種5万株のアジサイが咲き誇ります!
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