野生生物を調査研究する会活動記録

特定非営利活動法人 野生生物を調査研究する会の会員による活動記録です。

アカマツ

2019-01-17 | フィールドガイド--植物編--
生きている武庫川樹木編
アカマツ(マツ科)より
常緑の高木です。樹皮が赤く、2本の針のような葉は、クロマツに比べて柔らかで痛くありません。
昔は三田盆地や篠山盆地の山は美しいアカマツ林で、この木の根元のまわりには、マツタケが生えます。
以下
アカマツの生育地は内陸部、クロマツは海岸部(写真右下)と、生育地をすみ分けている。
雄花が咲き終わるとその先に現れるのが雌花。
アカマツの葉は、クロマツより柔らかくて細く、緑色でやや白みがある。クロマツの葉は、濃緑色で、かたい。
掌でさわってみるとよくわかる。
アカマツはいたくないが、クロマツは痛い
また、葉はクロマツのほうがアカマツより長く太いので「雄松」、アカマツは「雌松」と呼ばれる。
アカマツは先駆樹種(パイオニア)
伐採跡や崩壊地などの裸地へ初期に侵入するのがマツ。すでに他の植物が生育している場所には侵入できない。
武庫川流域では、アカマツ林となっているところが多い。
松茸山となっていて10月ごろからは入山禁止になっている。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿