西沢利明の俳優ノート

西沢利明ひとり芝居のCD販売開始!詳しくは7月24日のブログで!収益の一部は目のご不自由な方への寄付金に!

ハエの親方!

2010-05-11 19:42:13 | Weblog
「志ん生の落語は、いささかジャズである。

楽譜なんか無視して、ジャンジャンと演奏する。

然し、決してリズムは踏み外さない。」(徳川夢声)

僕は、古今亭志ん生をちゃんと聴いていない。

凄い人気だったようだ!(昭和二十年代)。

一度聴かなくちゃなぁ…~!

『風呂敷』にこんなのがあるとか…

「(女に向かって)百万年前のトカゲみたいな顔しやがって」とか、

「おまえなんて、シャツの三つ目のボタンみてえなもので、あったって、なくたって、いいんだよ」、

「(手をすり合わせてたのむ相手に)ハエの親方みたいな真似しやがって!」

年がら年中、朝から晩まで、酒の気を絶やさなかったという志ん生の、面白さ抜群の落語…!

本気で聴いてみたい。

遅まきながら…!

鴉(からす)

2010-05-11 12:45:53 | Weblog
庭のカラスが、やけにうるさい!

喧嘩なのか、発情期なのか、ガアガアばたばた!

静かな小雨の庭で暴れている!

小鳥たちのチイチイは可愛いが、でっかいのは要らない!

“三千世界の鴉を殺し、主と朝寝がしてみたい”!

七七七五の江戸時代の都々逸……!

『志ん生、そして志ん朝』(小林信彦著)の中にあった。

懐かしく目に止まった!

カラスの騒ぎは一時の事で、今は雨の音がするだけ……!

シーンとしていて何だか物淋しいが、こっちの方がいいよなぁ……!