映画に 乾杯! / 知の彷徨者(さまよいびと)

名作映画に描かれている人物、物語、事件、時代背景などについて思いをめぐらせ、社会史的な視点で考察します。

マルクスの《資本》を読む Ⅱ

2010-06-30 21:22:32 | 世界経済
 マルクスの《資本》の方法論を、これまでとは別の視角から考察する。近代の歴史、近代に特有の社会編成の論理を分析する。テーマは〈物象化〉と〈人格化〉。商品や貨幣の流通が経済的再生産の主要かつ支配的な現象となった時代に人間たちが相互に取り結ぶ社会関係の特殊な論理、人間たちの意識=観念の独特の形態を解剖してみる。 . . . 本文を読む