参院選で与党圧勝を許した余波で、民主党と、第3極の日本維新の会、みんなの党が揺れている。
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執行部らの責任を問う中で党内対立が収まらず、自民党に対抗しようとの野党再編を巡っても思惑の違いが表面化してきた。当面、本格的な国政選挙はないとの見通しの中、各党の混迷は続きそうだ。
◇
みんなの党では、野党再編へのスタンスや党改革を巡る渡辺代表と江田幹事長の対立が一気に先鋭化した。
渡辺氏は25日、国会内で開かれた党両院議員総会のあいさつで、野党再編に積極的な江田氏の面前で、「今後3年間(本格的な国政)選挙がないと言われる中で、今すぐ政界再編を仕掛けるのは余りにも拙速だ。単なる数合わせで終わってしまう可能性が高い」と述べ、江田氏をけん制した。
この後、不穏な空気を感じ取った両院議員総会長の江口克彦参院議員が両氏に退席を求め、トップ不在のまま、参院選の総括や党改革について意見交換が行われる異例の展開となった。江口氏は記者団に、「2人の対立が決定的になるのを避けたかった」と語った。
しかし、総会終了後も「場外乱闘」が続いた。
江田氏は国会内で記者団に対し、渡辺氏の「拙速」発言について「何をもって拙速というのか分からない」と不快感を示し、「座して何もしないということでは何も始まらない」と訴えた。「『渡辺個人商店』を株式会社化し、上場していくのが幹事長の使命だ」とも述べ、渡辺氏の党運営を痛烈に皮肉ってみせた。
これに対し、渡辺氏は記者団に、江田氏が21日に民主党の細野幹事長、日本維新の会の松野頼久幹事長代行と会談したことについて、江田氏に報告を求めているのに回答がないことを明らかにし、「そちらの方に命をかけるなら、幹事長を辞めてやるのが筋だ」と述べ、幹事長更迭までちらつかせた。
(2013年7月26日10時35分
読売新聞)
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