この記事の内容は2009/01/22の22:19に第3版に改訂しました.
WaterMindでは,本日配布が開始された,不具合対策のための新新ファームのISOイメージ「MooseDT-SD1A-2D-8-16-32MB」により,下記モデルのファーム更新を試みた.
- 製品名:Barracuda 7200.11
- 容量:500GB
- 接続:SATA
- モデル:ST3500320AS
- 製品番号(P/N):9BX154-303
- ファームウェアのバージョン:SD15
結果的には,新新ファームへの更新が完了した.ファーム名称は以前と変わらず「SD1A」となっている.更新後のファームバージョンの確認は,BIOSとCrystalDiskInfoの両方で行った.
更新の注意点としては,ファーム更新終了後に任意のキーをおして電源を完全に切る点.リセットボタンやCTRL&ALT&DELでのソフトリセットでは,ハードディスク内部にファームウエアが転送されただけで更新はされない.
なおこちらの環境では,ファーム更新直後に,任意のキーを押して電源を切ったが,その直後に電源を入れた時は,BIOSによってハードディスクを認識しなかった.そこで再度電源を切り,電源を再投入した時点で,BIOSが認識したことを申し添えておく.
今回のファーム更新では,不具合の存在した旧SD1A更新とは異なり,更新するハードディスクの選択時に「モデル名 製品番号」で選択するのではなく,モデル名のみで選択するようになった.
既にこのファームを用いて,多くのユーザーが更新を行っており,異常なしとの報告が掲示板であがっている.
こちらのST3500320AS も,現在のところは,問題はないようだが,今後代替処理の発生頻度など,さらなる検証が必要かもしれないため,しばらくは試運転的な運用を行う予定.
注記:
改訂前の記事で
更新終了直後更新ができなかった.更新ソフトの表示は,これも以前の更新時と同様に「ST3500320AS 9BX154-300」となっているため,「P/N:9BX154-303」は対象外なのだろうか?ただし掲示板では「P/N:9BX154-303」で成功している報告もあるため,さらに検証を試みる予定.