猿八座 渡部八太夫

古説経・古浄瑠璃の世界

草加市市制60周年記念 弘知法印御伝記 

2018年05月06日 22時07分28秒 | お知らせ
草加市の市制60周年、おめでとうございます。この60周年記念の行事は他にも沢山のイベントが計画されているようです。そんなイベントのひとつが、「弘知法印御伝記」でした。現在の猿八座になる前の作品なので、私にとっては初演ということになりました。さまざまに変化の激しいストーリーなので、10年ぐらい前の実力では、手に負えなかったと思われます。少なくとも、文弥節が身についた、今現在の節回しで語ることができて、満足でした。詳しいストリーは、猿八座のブログ等をご覧ください。

遊女屋で暴れる弘友と家臣荒王。この騒動をきっかけとして連鎖的に事件が始まる。この弘友が、やがて弘法大師によって出家し、その後、即身仏になられた「弘知法印」の若き日の姿なのである。因みに、「弘知法印即身仏」は、新潟県長岡市寺泊の真言宗智山派海雲山西生寺に安置されていますので、一度は、ご覧いただくとよいと思います。


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