猿八座 渡部八太夫

古説経・古浄瑠璃の世界

9月 公演予定のお知らせ 白山市人形浄瑠璃まつり

2014年08月21日 08時53分20秒 | お知らせ

文弥人形と言われる芸能は、佐渡だけでなく、九州の宮崎県、鹿児島県、それに石川県にも伝わっています。その石川県白山市では、合併10周年の記念行事の一環に、「人形浄瑠璃まつり」を企画しています。

白山市HP参照

http://www.city.hakusan.ishikawa.jp/kikakuzaiseibu/kikaku/10th_anniversary/10th_anniversary_schedule.html

詳しいチラシはできてきていませんが、出演団体と上演日程が確定しました。

9月26日(金)から9月28日(日)の三日間。

出演は、旧尾口村の東二口と深瀬の人形芝居と佐渡の真明座、それに猿八座です。

参考資料ですが、猿八座のHPに掲載されましたので、そちらをご覧下さい。

猿八座HP参照

http://saru8ken.blogzine.jp/blog/2014/08/post_ba0f.html

猿八座では、「信太妻」(後半)と「山椒太夫」(鳴子曳き・親子対面の場)を上演する予定です。それぞれに、特色がある文弥人形を、居ながらにして比較できる、大変ユニークな企画です。

因みに、深瀬が演じる「大江山」「熊井太郎、孝行の巻」は、いずれも山本角太夫の正本を使っておられます。猿八座の「山椒太夫」も山本角太夫正本ですので、山本角太夫の演目が三つ巴になるわけで、これも大変珍しい組み合わせと言って良いでしょう。ご期待下さい。