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明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

酒のツマミ話(20)総裁選の行方と来たるべき総選挙

2021-08-30 11:08:52 | ニュース

1、自民党員以外はシラケ
コロナ対策で露呈された「菅=無策連発政権」じゃあ選挙を戦えないというんで、中身を総入れ替えして受けを良くしておこう、という若手議員の魂胆がミエミエだ。だが、自民党員以外の国民の大多数は、「誰がやっても同じよ」って思っていて完全にシラケている。しかも立候補しているのが岸田はまだしも、他の候補は下村と高市だっていうから笑えるねぇ。自民党も小粒小粒。もっとマシなのいないのかなぁ。

2、危機管理が出来ない菅首相
国内は豪雨被害にコロナ緊急事態でアップアップ、アフガンでは日本関係者が人質状態だという。今は有事なのだ。この有事に統率力を発揮し、先手先手の解決策を果断に実行していく能力のない「出来損ないリーダー」では、国の未来をマジ危うくする。経済はアベノミクスの富裕層優遇政策が、今じゃ裏目に出て消費税で尻すぼみ。いまや国民の大半が実質収入が減り続けるという、閉塞感の中で行き場を失っている状態だ。もはや名目GDPで世界第三位など、非正規労働者にとっては何の慰めにもならないのである。如何にして底辺労働者を底上げ・活性化するか、為政者は真剣にやらないとマジ日本沈没もあり得るかも。

3、野党はそもそも経済に無力
とは言え対抗馬の野党が、まるで存在感が無いのがどうしようもない。そもそも日本の政党は「経済」を立て直せないと支持を得られない、というのが国民の意思である。桜の会にしろ森加計問題にしろ、その他の不祥事連発と記録改竄問題があっても、自民党の優勢は一向に揺るがないのだ。つまり、日本人には経済が全て、ということ。アベノミクスが一瞬成功したかに見えた時から、野党は対立軸を作れなくなっている。不祥事をネタに選挙をやっても、そういう呑気な態度では「有事下では勝てそうにない」と思う。

4、菅続投で衆議院選挙は自民辛勝か
日本人はもともと自分で考えるタイプの国民ではなく、上からあれこれ言われて「黙って従う」大人しい国民だ。だがこれからは自分の頭で考える人が増えなければ、日本はダメになっていくのは必至である。こういう国民は、得てして大々的な改革には向いていない。「改革」というのは失敗して失敗して、それでも失敗しながら「ある時バカ当たりして」ついに成功する。一度の改革で成功するのでは決して無いのだ。もはや無人の荒野を突き進む「偉大な改革者」をじっと待っているのではなく、自ら率先して日本を変えていくことが求められているのだ。例えばそれほどの優秀な能力がなくても、我々「底辺の民衆」の代表として、誠意を持って声を上げていく気持が全面に出ているのであれば、「そういう人」を選挙で選ぶことが大事ではないか。横浜ではそれが証明された。一度や二度失敗したからと言って、取り敢えず「安全な方」に投票していては、どんどん富裕層に搾取されて「家畜化される」だけである。

というわけで今度の選挙では、私は「政権転覆」に1票を投じたい。あっ、失礼。政権交代でした。ついでに言うと、政権交代しても「経済は失敗」します。それは織り込み済みです。経済がどん底に下がっても、あくまで「我々の代表」を選び続けることで、終いには「経済でも勝利する」と言うのが目標です。我々の側に政権を取り戻さなければ、例え国単位でGDPがどんだけ伸びようと、富裕層が潤うだけで一向に我々の生活は良くなりません。今の身分制ヒエラルキーの中で上に行くことを目指すのは「仲間を蹴落として」少数が裕福になると言うことです。これでは全員が幸せになることは出来ません。「芥川の蜘蛛の糸問題」は、もっと太い「ワイヤーに交換する」ことでしか解決しないのです。よーく考えましょう。


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