明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

レノボ復活!

2019-11-10 22:58:34 | 科学・デジタル
私のパソコンが壊れて約半年。その間は MACNOTE-PRO と iPad mini に Blackberry を使っていて別に問題はなかったのだが、以前に会社が取引していたところから私が個人的に納入した「マイクロソフトのデータベースソフト、アクセス」で作った商品管理プログラムが、上手く動かないでエラーが起きて困っている、とメールが届いた。6月に会社をやめて以来、とんと足を踏み入れてなかった御徒町であったが、久し振りに出かけていって色々直したりする羽目になってしまったのは想定外である。こういう事があるからプログラムなんか提供するもんじゃない。私としては実際の業務で使用してみないとプログラムの本当の能力が測れないので「テスト」のつもりだったのだが、「意外と使える」となると今度は「メンテナンス」が必要になってくる。ちゃんとしたソフト会社であれば、料金をとって仕事として対応していくのであるが、こちらは「テストで納めただけ」なので、「その後のサポート」となると中々面倒は見きれなくなってしまう。特に相手の使用する者が「データベース」に素人となると、毎回自分が行って直さなければならないから大変なのだ。それで、こないだ消費税が上がったので、不具合ついでにまた直しに出かけて行ったわけである。

まあプログラムは取り敢えず直したのだが、問題は Windows10 と access の相性である。以前にもマイクロソフトのOSが新しくなり、同時にソフトの access もバージョンアップする機会があって、新バージョンに私のプログラムが対応して無くて困ったことがあった。マイクロソフトは新バージョンを発表する時に「こういう事」が頻繁に起きるので気をつけなきゃいけないのだが、前回トラブった時は、クエリやマクロ等の名前付けが「先頭に日本語大文字」を使っていたので全然動かなかったのだ。パソコンの WindowsXP から Windows7 に移る時に同時に access もバージョンアップすべきだったのだが、何しろ全部個人的なお金でやっている無料奉仕だから、ついつい遅れてしまったのだ。それでとうとう Windows7 にOSが変わって動かないとなって、大トラブルになったという訳である。仕方なくソフトを新しい access2010 に切り替えて、最初っからプログラムを作り変えた。しばらくは平穏無事だったのだが、それから私が病気で休んでいた5年間でパソコン業界も大変革してしまい、私の取引先も先程の不具合に見舞われた、というわけである。

取引先から今回のトラブルの状況を説明されたのだが、差し当たってのエラーは一応直せても、本当の原因は私が色々テストしなければ分からないのである。ところが私の家に「Windows」の入っているパソコンが「無い」のだから、ハタと困ってしまった。エラーの発生しているプログラムを自前のマシンにインストールして「同じ環境で解析」しなければ、どうしようもないのだ。そこで壊れて電源が入ら無くなってしまったレノボのデスクトップパソコンを引っ張り出してきて、もう一度修理することにした。幸い、コインランドリーに行く途中のガソリンスタンドの近くに「パソコン修理」の看板があったので、早速「重たいデスクトップ」を抱きかかえて修理依頼することにした。見積もり料は2千7百円である。私がスイッチが悪いと思うと言ったら店長が何度か押してみて、「どうやらスイッチは生きているようですね」とのこと。結局中身を見てみないと分からないが、「マザーボードのチップが悪そうだ」と言う。とにかく電話して、と置いてきた。レノボが治れば大バンザイである。

長々とつまらぬ経緯を書き連ねてきたが、2日経ったので「治りそうかな」と寄ってみることにした。すると店長が「電話したのにつながりませんでした」と言うではないか。よくよく聞いてみれば「私が電話番号を書き間違えていた」のである、大笑いしたが、ここは丁寧に謝った。それで店長の気分がほぐれたのか、修理箇所を説明してくれて「治りそうだ」と言うので「やってもらうこと」にして店を出た。私は MACBOOK も持っているが、MAC はどうにも使いにくい。やっぱりパソコンは慣れ親しんだ「Windows に限る」のである。

ところがそのまた2日後の昨日、「もう治った気でいる」私の所に店長から電話が入って、「すみません、治りませんでした」とお詫びの言葉である。「何で?、治るんじゃなかったの?」と私は店に駆けつけた。話を聞けば「電源が入ったり入らなかったり」の不安定な状態にしか治らなかったそうだ。店長にしてみれば「この状態では修理料金は貰えない」のだそうだが、一応電源が「入る事もある」みたいなので、料金の半分程を払って持って帰った。店長は「じゃ、気持ちだけ」と言って5千円を受け取ってくれたが、私としてはオーバーホール代とパーツ代も含めて「結構儲かった気分」である。勿論パソコンが動かなければ「どぶに捨てる」ことになるが、手間暇かかった労力に対して「お礼」の意味を込めて支払ったのだ。それに何より「この若い店長の、人の良さそうな控えめな態度」が、えらく気に入ったのである。中々今どきこういう人はいないよな、などとつぶやきながら「また重たいパソコンをひいひい言って」担いで帰った。こういう時ほど「車の有難み」が分かるというものである。

AMAZON に頼んでおいた「 VGA→HDMI変換コネクターとHDMI切替器」を駅前のローソンに取りに行って、変換コネクターを持って帰ったレノボにつなぎ、PHILIPS の42インチの4Kテレビに切替器を繋いで、さあスタートだ!とスイッチを押してみた。・・・動かない。

あせって2度3度押して見る。・・・また動かない!

結局30分ぐらい押したり休んだりした挙げ句、ようやく「ウィーン」とディスクの回転音とともにOSが立ち上がった。「ヤリぃー!」である。初期画面の認証を済ませ、セキュリティの更新に少し時間がかかったが、問題なく使えて「まずは一安心」した。しばらくネットや Amazon を見た後にシャットダウンしてから気づいたのだが、そう言えば店長が「スリープ状態」にしておくのも手です、と言っていたのを思い出した。「ちょっと失敗したかな」と後悔したが、まあいいやと思ってその日は寝た。

それで今日使ってみようとしてスイッチを押したが、またウンともスーとも言わないのだ。「やっぱり使えなかったか」と気分も萎えかかったが、これは先刻店長の言葉で織り込み済みである。また押したり何だりすったもんだして、やっと20回くらいしてから「やっとこさ」電源が入った。今回は店長のお勧め通り「1時間後にスリープする設定」に変更して、電源は切らないことにするつもりである。要は電源を落とすと次回電源が入らなくなった場合、パソコンがお釈迦になってしまうということらしい。余程の長い間外出でもしない限りは、このスリープ状態で「通電だけ」しとくのがいいようだ。こういう使い方はやったことがないが、ものは試しだから「しばらくは」これで使おうと思う。

パソコンだが、デスクトップは画面を見る姿勢が体にいいのでノートより私には良いように思う(視力のせいかも)。これを機に「新しいデスクトップ」を購入し、少しプログラムなぞ作って「頭の体操」をしようかと思っている。やっぱりプログラム開発は私の性に合っているようだ。それで念願の「テレビ離れ」も出来そうだし。ヘッドフォンでクラシック音楽を聴きながらプログラム開発と電子書籍の読書をすれば、今までつまらない番組を見ながら時間を潰していたのが「きっちり頭を使う作業」に切り替わりそうである。これがしっかり定着すれば、健康寿命も相当伸びること「間違いないなし!」と言いたいのだが・・・。

で、持つ電子機器は Blackberry と Windows デスクトップと「iPadの新型」の3台態勢にするつもりである。デスクトップにしたからと言って MACBOOK とやることは一緒なのだが、やっぱり Windows は安心感があるね、慣れてるだけに。

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