明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

伊藤園レディス2日目

2017-11-11 22:00:00 | スポーツ・ゴルフ
今週の女子ゴルフはいつもと違うトップグループで楽しめる。「キーポッポ」福田真未と「マダム」佐伯三貴、それにフェービー・ヤオの三人で最終組をスタートした。「おんな西郷隆盛」の川岸史果と「もういい加減にしてよ韓国勢」のぺ・ヒギョンが追っている展開だ。鈴木愛はキム・ハヌルより上にいるが、出だしの1番ホールでダブルボギーとドタバタのスタート。賞金女王争いと賞金シード争いと、ダブルでドキドキの面白い試合である。普段余りテレビに写らない選手がトップ争いをしているのは、ツアーにとっては嬉しい誤算だろう。この福田真未という選手は、ドライバーの飛距離は結構出るしアイアンはシュアーな切れ味でなかなか良い選手なのだが、今一「勝負にがっつかない性格」が災いして(ほんとは違うかもしれないが)今年は賞金シード58位と低迷している。どこかのニュースで読んだが「今年何かを変えた、あるいはスイングを変えた」とかどうとか。それで一気に単独首位だから、女子ツアーはもともと実力伯仲の混戦なのである。女子ツアーも試合ばっかり写してないで、「誰がどんなトレーニングをし、飛距離とかパッティングとかが一気に良くなった」とかの話を公式に特集してくれるとアマチュアの参考になるのだけどねえ。ツアーでも飛距離が伸びたという選手が結構いるのだが、私は未だに伸び悩んでいる。誰か「劇的に飛距離が伸びる」方法を教えてくれないかな。

まあ私の話は置いとくとして、福田真未はおっとりしてる美人系ゴルファーだから、結構人気も有りそうな感じで私は気に入っている。今回は賞金シードは勿論だが、是非とも優勝して「涙の初優勝コメント」を見たいものである。それに比べて予選を通過しなかった有村智恵(54位)・飯島茜(51位)・藤田光里(85位)・香妻琴乃(62位)は、来週の大王製紙エリエールが最後の望みで「崖っぷち」の戦いだから夜も眠れないのじゃないかな。これも毎年末の恒例の行事で、本人は必死だが楽しみである。そういえば去年は藤本麻子が「執念のサバイバルゲーム」を演じて、ギリギリ賞金シードを取ったのが記憶に新しい。その藤本は現在賞金額20位で楽々シードだから、もともと実力者なのだ。そんな実力者もちょっとしたことでシードを落とすのだから、女子ツアーといえども厳しい世界である。毎年新人が20人も入ってきて、川岸史果・畑岡奈紗・柏原明日架・森田遥・永井花奈・三ヶ島かな・など実力のある新人選手がシード入りし、さらに比嘉真美子のようにシード外から復活してくる選手がいるのだから「必ず何人かはシードから落っこちる」ことになる。おまけに韓国勢だ。毎年シードを取ると言うことは、思った以上に大変なんである。あの松森彩夏だって現在64位と「シードを失う位置」でカスカス40位タイで予選を通過したのだから、よっぽど頑張らないと来年はQTからやり直しになる。良いスイングをしてても成績を出すのは「何かが足りない」ということだろう。

私はCSで「とことん一番ホール」シリーズをよく観ているが、だいたいの選手はドライバーを「フェアウェイの同じようなところ」に打ってくる。練習場で見たら「完璧!」と声が掛かる「上手いなあ」レベルであるが、そんな「技術を持った選手」の集まりの「更に上」の20人位がトップグループとして優勝争いを繰り広げているのだから、何事も「プロ」と名がつく世界は厳しいもんだと感心しきりだ。今日いつも行く練習場で350球ほど打ってきたが、まだまだ3回に1度しか思ったところに飛ばせない。しかも飛距離が全然出ていないのが悲しいじゃあーりませんか、ご同輩!。

愚痴っても仕方ないので、今日は「フェースの1点で球を捉える」練習をしてみた。女子プロのアイアンがテレビ画面に大きく写る場合があり、「球の当たる所が色が変わっている」のが見えるがその練習量も凄いけれど「同じところで打っている」のがまた凄い。それで私も7番アイアンを持ち出して「同じ場所で打つ」練習をしてみた。結果は言わずもがな、である。しかし「下を向いて打つ」練習にはなった。そういえば福田真未が「右を向いて振り切る」事だけを考えてやった、とコメントしていたのを思い出して、やっぱり姿勢が大事だなと心に刻んだのである。

こうして一日一歩、スイングを作る練習は続く、ってか。


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