明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフの真髄(15)ダンロップで一から見直し

2019-11-13 15:32:22 | スポーツ・ゴルフ
今日はダンロップでスイングを一から見直すことにした。先月取手桜ヶ丘でプレーしてから何となくスイングが縮こまってしまっているように感じて、全部のスイングを「基本から直してもらう」つもりである。で最初にアドレスから、始めることにした。

先生の指摘したポイントは、

1、膝は余り曲げずにお尻を高くして「つま先側に体重をかける」
これはインパクトで前傾姿勢を保つ意識が強すぎて、次第に低くなったのだと思われる。後ろ体重になっていると指摘された原因は、「今履いている靴がつま先の薄いタイプ」で、足が前に出るような作りの軽快シューズのため、自然と後ろに体重が掛かってしまった、ということかも知れない。全体に「低くかがみ込む」ような姿勢になっているので、そこを含めて改善した。私が思うに「かがみ込む姿勢」だと一見インパクトに力が入るような気がするが、それだ「伸び上がってしまう」ので、逆に「高い姿勢」から打ちに行くほうが安定するのだと思われる。三觜先生の動画でも、アドレスでは「やや前のめり」の感じで、腰を高くあげるレッスンをしていた。ボール位置は遠すぎないようにして、腕を垂らした自然な位置に置くことを心がける。

2、腹筋に力を入れる
姿勢がいくら綺麗に出来ていても、スイング中にブレてしまうことが打点のズレにつながる。腹筋を強化して姿勢が崩れないようにすることが大事だといわれた。確かにスイング中は腕の振りを気にしすぎていて、身体全体の姿勢維持には余り気を使っていなかった。というよりは、むしろ身体を動かして「連続写真のように力感いっぱいに動く」よう努力していた気がする。腹筋に力を入れて体幹を意識して振ると、身体は余り動かずに「軸が安定」する。そう言えばテレビのアマチュアとツアープロの対決する番組などでスイングを比較すると、「意外とプロは、身体は動いていない」ことが分かる。アドレスからインパクト・フォローまで姿勢が軸を中心にして「回転する」から、全体として動いていないように見えるのだと思う。アマチュアは逆に「余計な動作が大きすぎる」。ここは「一定の軌道を正確になぞる」事に集中した方が良いようである。

今回は以上2点を直してもらった。雑誌等で今大人気の「押し込むインパクト」を私も取り入れようとして、右肩を下げる形からググッと押し込む練習をしてから「シャンク連発」に陥ってしまったので反省である。これが「スイング分析画像」を確かめると、ヘッドがボールの「外側を通って」当たっているのがはっきり見えて、原因がモロに分かる。結局シャンクする理由はスイング軌道が外側にブレているのだ。問題は「何故外側にブレるのか」である。うすうす感じてはいたが以前はそんなことはなかったことを考えると、原因は「押し込むインパクト」で身体を左に捻っている為である。本当は「インパクト後」に押し込む動作で身体が「ねじられる」のだが、自分からインパクト前に捻っていた事で「スイング軌道が外側にブレて」いたのだ。これは押し込む動作をちょっと勘違いしていると思う。結局は押し込むことに一生懸命な余り、「腕を振る」ことが疎かになってしまっていた。まずは腕を振ることが一番である。

左への体重移動も大事だと思って、移動することばかり考えていたが、どうも「やる方法」が良く分かっていないことに気が付く。移動するのではなく「踏み込まなくては」いけないのだ。踏み込んだ結果が「移動」になる、という順序が大事である。となると、踏み込む → 移動する → 回転する、という動作になる。タイガーのように沈み込む動作は、一体どこで発生するのだろう。答えは「切り返し」である。最初に沈み込みがあって、それから一連の動作が始まる。ちょっと自分でやってみるとカッコいい。だが、カッコいいという甘い言葉に騙されてはいけないと気がついた。私には沈み込むのが「合わない」ことも考えられるし、実際は余り「沈み込むプロ」も少ないように思う。飛距離自慢の松田鈴英や原英莉花ら、彼女たちのスイングには「沈み込み」という動作は特にはっきりは見えない。というよりは「スムーズに流れるキッカケ」程度にしか意識されていないようだ。ここはあっさりとタイガーのスイングを真似するのは諦めて、まず軸を保持することに集中したい(そもそもタイガーを真似ようとするなんて、100年早い)。

今度行くまで2週間ほどあるので、まずアドレスを高くしてお腹に力を入れることから練習しようと思う。それとスイング軌道が一定しないので「右肩を高く挙げて、インサイドアウト軌道」で振ることに集中したい。そして顔が下を向いている間に腕を振り、フォローまで一気に振りきる練習である。次回のダンロップは、この「振り切るダウンスイング」をチェックしたいと思う。まずはしっかり練習である。

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