Diary

渡辺家のファミリー日記です。

守安さんコンサート

2019年11月23日 01時35分57秒 | アイリッシュ

9/28(土) 守安功さん・雅子さんのCD発売記念コンサートに行ってきました。



家を出てバス停までの道に彼岸花が咲き誇っていました。
毎年ハンコを押したようにお彼岸の前後に花が開くのですが、今年は少し遅れたようです。
9月の後半になってもエアコンをつけるような陽気でしたから、秋の訪れを感じられなかったのかもしれません。






会場の最寄駅、京王新線・初台駅の東京オペラシティ側改札口近くのトイレです。鍵盤デザイン



開演前の近江楽堂。マイク無しでフルートやハープの音が素晴らしく良く響く会場でした。


今回は守安さん御夫妻の他にフルート、リコーダー、チェロ、声楽のゲストさんが多数参加、厚みのある演奏でした。
新しいCDの発売記念だったので、CDに関連したスコットランドとバロック調の曲が多かったです。

演奏だけでなく守安さんのコンサートはお話も楽しみで、この日は Francis O’Neill(フランシス・オニール)のお話が興味深かったです。

フランシス・オニールはアイルランド出身でアメリカに渡り、シカゴで警察署長になった人。なんと警察官の採用にあたって、アイルランドの伝統音楽の演奏に長けた人物を選んだそうです。

1903年に警察署内で彼らに演奏をさせて採譜した1700年代のスコットランド宮廷音楽---というのを演奏してくださいました。

彼は警察官を退官してから曲集をたくさん出版したそうで、Amazon をチェックしてみたら、1000曲以上収録の楽譜集が幾つかありました~

そうそう、守安さんのお話でもう1つ。Farewell to Whiskey という曲のこと。
私、この曲は Whiskey とはもうサヨナラ・・・というお酒を断つ曲かと思っていたのですが、守安さん曰く、今が午後3時だったらもう3時間ほどはお酒とおさらばしなくちゃ---という曲だとか。。。ホントでしょうかね

そして、声楽のゲストさんのおかげで歌を聴けたのも嬉しかったです。守安さんのコンサートで歌ものを聴けるとは思ってなかったので。
ふだんはドイツ語でオペラなどを歌ってる声楽家さんで、守安さんに笛を習いに来てるそうです。
ノーマイク、アカペラで歌った ダニー・ボーイは聴いてて震えがきました。圧倒的な声の魅力。ダニー・ボーイってこんなにいい歌だったんだと初めて知りました。雅子さんのハープ伴奏で歌った My Singing Bird も素晴らしかった。。。知らない歌だったので帰宅してから You Tube で確認しました。このバージョンが一番この日聴いたのに近いかしら。しばたけいこさんとおっしゃってたような。また聴きたいです。

My Singing Bird


11月に明治大学リバティアカデミーで守安さんの公開講座があるのですが、養沢のイベントと重なって残念ですが行けなくなってしまいました。その代わりに、と思って出かけたコンサート、とても良かったです。
守安さん、雅子さん、素晴らしい演奏をありがとうございました

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