和翠塾ブログ

目黒都立大にある書道教室「和翠塾」のブログです。

経済の本質

2014-10-02 12:28:00 | 日記
それは人は誰でも褒められたいという本能があり、その本能が経済の本質だと思うのです。

便利な道具やシステムをつくったらきっと誰かが褒めてくれる。
感動する絵を描いたり、文字を書いたり、物語を作ったら、きっと誰かが褒めてくれる。

身近な人は言葉で褒めてくれる。
そうでない人は、物に価値をつけ対価を支払うことで褒めてくれる。
視聴率で褒めてくれる。
出荷数で褒めてくれる。

それが経済の本質だと思うのです。

経済学を論じるつもりはありませんし、学んでも来ませんでした。

でもね、何と無くわかるのです。

褒めてもらいたいから一生懸命にやるんです、勉強も、サークル活動も、仕事も。

だから、子供は褒めて育てなきゃいけません。
危険なことはちゃんと叱るべきですが、発想、行動、結果についてはそれぞれの段階で褒めるべきです。
もちろんそれがうまくいかなかったとしてもです。

そうしないと、多くの人に褒められることをしたいという人に成長しないのです。
褒めらるということは、逆に褒める人から見れば喜びをもらってということです。

子供からは喜びを沢山もらえます。
だから自然に褒めることができるはずなのです。
それが出来ないとしたら、何処かに
『しつけは時に暴力を伴うほどの厳しさが必要』
に似たような考え方があるからではないでしょうか。

しつけは本来、自然の流れの中で身につけさせるのが一番です。
焦らず感情的にならず、ゆっくり何回も繰り返して行うべきだと思うのです。

そうやって躾けられた子供たちが、将来人間社会の経済を動かしてくれるのです。

私もそうです。
褒められたいというエネルギーに動かされてきたのです。
それが『多くの人に喜んでもらいたい』に変わっていくのです。


それを業というなら業でしょう。

その業こそ、人間の特徴なのですから。

褒めて育てましょう!





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