和翠塾ブログ

目黒都立大にある書道教室「和翠塾」のブログです。

少子高齢化

2016-03-02 07:01:02 | 日記
少子高齢化に対応する政策こそ、将来の日本をしっかり見据えた政策と言えるのではないでしょうか。

人間の求めるものは自己実現であって、それは様々です。

そしてそれを仕事とするのが理想であって、ほとんどの人がそれを望んで学び自己研鑽するのだとおもいます。

ようやく掴んだ自己実現するための仕事を、子育てや介護のために辞めざるをえない状況を放置していてはいけません。

国家は国民の生命と財産を守り、高度な教育と医療の公平なサービスを提供する責任があります。

その上で、自己実現できる社会の仕組みをつくらねばなりません。

一刻も早く、保育所と介護施設の待機者を無くすべきです。

そして、いつまでも健康で暮らせる高齢者対策が必要です。

健康でなければ自己実現できない事が沢山あるからです。

現在の人口一億三千万人から、将来においても一億人を死守する政策をとると首相は言っています。

それでも三千万人も減るのです。

高度な人工知能をもったロボットを待っている間に、日本は経済的に疲弊してしまうのです。

元気で働ける高齢者が増えなければ、現在の日本の経済を支える事すらできません。

リタイヤして悠々自適な老後なんて、できないのかもしれませんね。

死ぬまで働く。

『ロボ爺宣言』ですな(笑)

仕事が自己実現するために必要な仕事なら、死ぬまで働きたいのはほとんどの方の願いでしょう。

ではそんな仕事をどうやって見つければ良いのでしょうか?

そもそも自己実現って何?

若者たちに質問攻めにあいそうです(笑)


昨日から就活が始まったようですが、自分にどんな仕事があっているのか、分かっている人はほとんどいないのではないでしょうか。

何故なら、そのような教育をうけていないからです。

国家も親も教育を質を見直すべきです。

今の小学生が将来仕事に就くとき、その職の65%は現在存在しない仕事だろうと言われています。

それらの職に自己実現を見出せる人材に育てなければ、ほとんどの人が『ミスマッチ』と一言で片付けて、離職や転職が増えるばかりでしょう。

昨今そんな危機感もった大学の入試問題の幾つかには、豊かな想像力や創造力を試すような設問が出始めているそうです。

詰め込み教育やガリ勉では育たない能力が求められているのです。

和翠塾では、美しい文字に触れ、それを美しいと感じる感覚を育て、言葉の意味と書き手の気持ちを想像し、それを自身で書くことで創造力を育てたいと考えています。

自己実現する事が人生にとって一番大切である事を知る人物を、沢山世に送り出したいですね。





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