和翠塾ブログ

目黒都立大にある書道教室「和翠塾」のブログです。

『文字のチカラ、書のチカラ』

2013-08-16 14:22:42 | 日記
出光美術館で見て来ました。

お盆休みで空いているのを狙っての参戦!

正解でした(笑)

じっくりみることできました。

幽玄の世界を堪能しました。

線ですね、線。

そしてその線は、ある境地に到達した者にしか表せないものであることがよくわかりました。

境遇や教育、努力研鑽、修行することによってたどり着き得られた境地を、内容と線で表す。

時に優雅で時に激しく、或いは儚く、生命力に溢れた作品は、書き手の人間力そのものからくるものなのです。

鍛えます、人間力!




仮面ライダー

2013-08-16 08:31:00 | 日記
仮面ライダーがデビューした時、正義のヒーローには見えませんでした。
慣れるのに、二号が登場してから暫くかかりました。

ウルトラマンもそうです。
つり目に違和感がありましたね。

七色仮面、月光仮面はもちろん、ライオン丸やカラフルな戦隊物だってヒーローとして認識するのに時間がかかりました。

私の場合、仮面に不可解さを感じてしまうのかもしれません。

でも、その不可解さはなぜ起こるのでしょう?

目です。

目が見えないと、不可解さを感じてしまうのです。

正に、『目は口ほどに物を言い』であります。

刑事のようにあまりジロジロと相手の目を見ているつもりはありませんが、知らず知らずのうちに観察しているのでしょうね。

先日映画の番組で石坂浩二が市川崑監督から演出を受け、それ以来ずっと守っている事があると言っていたのを思い出しました。

それは、瞬きです。

でかいスクリーンで瞬きすれば、それがどんなにかすかであっても意味をもってしまう。
第一、人が真剣に話している時、瞬きなんかしないよ。
だから瞬きをコントロールしなさい、と。

流石、大監督の観察力は凄い。

確かに、名優、名女優は瞬きをコントロールしていますね。

目を見れば、喜怒哀楽の度合いも分かるというものです。
瞬きと合わせて見れば、かなりの情報量が発信されているのです。

確かに、目は口ほどに物を言っているのです。

その目が隠された状態の仮面に、不可解さを感じるのは自然な事だと思うのです。

ただし、ヒーロー的な行いが積み重ねられ、自分のなかで間違いなくヒーローだと認識された時、作り物の目は物を言い始めるのです。
頭や身体使って頷かなくても、頷いているように感じるし、喜怒哀楽もわかってくるのです。

BGMの力も大きいですが、、、

な、わけで、ここ数代の仮面ライダー達にはまだ慣れていません。

あ、仮面ライダーアマゾンには、未だに慣れていません。

あれをヒーローにしようと決めたプロデューサーのセンスには敬服いたしますが、今でも、ナンセンス!だと思うのであります(笑)