都立薬用植物園にて。
遅くなったが、ヒマラヤの青いケシを撮った。そろそろ花も終わろうとしていた。
メコノプシス・ホリドゥラ
高山地帯であるヒマラヤでも標高4000mを超えた地域にしか生えず、本属種としては最高所(標高7000m)でも観察されたことがある。
天上の妖精、幻の青いケシといった異名があるが、棘だらけなので花がない時期はとてもそんな風には見えず、生息域の標高が非常に高く、人目にふれる機会が少なかったからこうした名称が付いたように思われる。
分布域は中国奥地からヒマラヤまでと、意外にも幅広く、近年になって経済発展著しい中国では標高4000mを越える地域にまで高速道路が通じたので、そうした地域に行けば道路の路肩でも見ることができる。
ただし生育には数年を要し、多数の株が一稔性なので栽培は難しいとされる。
ブータン王国の国花に指定されていることから日本では国際花と緑の博覧会のブータン館に出品され一躍有名になった。花色はかなり紫がかった青だが、紅紫色のものもある。
等とある。写真も。
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