てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

 オオアリドオシ

2014年11月11日 20時25分36秒 | 日記

真っ赤な実が美しい。

果実は核果。直径5mmの球形、先に尖った萼片が残る。11~1月に赤く熟す。核は長さ約3mm。別名 ニセジュズネノキ。花期は4~5月。

刺はアリドオシより短く、長さ2~6mm(~10mm)で、葉の半分以下の長さしかない。

そのアリドオシは

地方によってはセンリョウ(千両)、マンリョウ(万両)とともに植え、「千両万両有り通し」と称して正月の縁起物とする。別名を一両(イチリョウ)ともいう。

和名の「蟻通し」の語源には2説ある。

  • とげが細長く、アリでも刺し貫くということから。
  • とげが多数あり、アリのような小さい虫でないと通り抜けられないということから。

とある。




 シダレカズラ

2014年11月11日 19時57分11秒 | 日記

殆どが落葉しているのが何とも風情がある。

夏の頃は幹が見えないほど葉が茂っていた。


様には

 カツラ  の突然変異による変種で、 ヒロハカツラ  なども枝は上に伸びるが、これは細い枝がし垂れて、木の幹が隠れるほど葉が密集する。

400年前に岩手県の早池峰山山麓で発見され、各地に植えられるようになった。盛岡市の木にも指定されている。

とある。




 サフラン

2014年11月11日 19時47分15秒 | 日記

薬用植物園にて。

以下はウィキペディアより、写真も。

紀元前からヨーロッパでめしべが香料染料として利用されていた。古代ギリシアではサフランの黄色が珍重され、王族だけが使うことを許されるというロイヤルカラーとされた時代もある[9]

めしべを乾燥させて、香辛料や生薬として用いる。乾燥の際には、風通しのよい室内で陰干しにする。

1gのサフランを採るのに160個ほどの花が必要であり[13]、収率が低いために貴重で、1gあたり500-1,000円程度と高価である。

      

 


 クチナシの果実

2014年11月11日 19時36分48秒 | 日記

クチナシの実が黄色く色づいていた。

正月に食べる栗きんとんの色付けに使うのは有名。

 

果実が熟しても割れないため、「口無し」という和名の由来となっている説もある。

10-11月ごろに赤黄色の果実をつける。果実の先端に萼片のなごりが6本、針状についていることが特徴である。また、側面にははっきりした稜が突き出る。

乾燥させた果実は古くから黄色の着色料として用いられた。発酵させることによって青色の着色料にもなる。

これは繊維を染める他、食品にも用いられ、サツマイモ和菓子たくあんなどを黄色に染めるのに用いられる。

とある。