てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

トウテイラン

2013年10月05日 18時24分00秒 | インポート


もう、花期は終っているようだった。

日本固有種。茎は直立をする。 和名の由来は、瑠璃色の花の色を中国の洞庭湖の美しい水の色にたとえたものである。
 江戸時代にはすでに園芸植物として栽培され、そのころにつけられた名だという。
 生育地が少ないことから、環境省のレッドリスト(2007)では、絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
とある。




サンシュユ(山茱萸)の果実

2013年10月05日 18時14分54秒 | インポート

9月26日撮影。
今なら、もう少し赤くなっているのだろう。

3月から5月にかけ、若葉に先立って花弁が4枚ある鮮黄色の小花を木一面に集めてつける。花弁は4個で反り返り、雄しべは4個
晩秋に付ける紅色楕円形の実は渋くて生食には向かない。

早春、葉がつく前に木一面に黄色の花をつけることから、「ハルコガネバナ」とも呼ばれる
秋のグミのような赤い実を珊瑚に例えて、「アキサンゴ」とも呼ばれる

      3月18日に撮ったサンシュユの花
      



  


リョウリギク

2013年10月05日 17時51分50秒 | インポート


都立薬用植物園にて9月26日撮影。
食用菊のことを、薬用の立場から見るとリョウリギクとなるのだろうか?

ここでは同一に扱っている。

自分はこの菊の酢の物が大好物だが、松尾芭蕉も好きで句を残しているとある。
(並べて書くのもおこがましいが)

「食用菊」の歴史は、「甘菊」という記述で『本朝食鑑』(1695)にみられます。
松尾芭蕉も菊を好んで食したとされ、元禄三年(1690)の晩秋・近江堅田で詠んだ句の中に
「蝶も来て酢を吸う菊の膾(なます)哉」とあります。
食用菊は苦みが少なく、高貴な香りと甘みがあるのが特長です。

この頃は、農薬もなくてたくさん居たチョウが台所まで入ってきたのだろうか。











クルマスズメ

2013年10月05日 15時22分43秒 | インポート







ふと針葉樹の幹を見ると、大きなスズメガの幼虫に気がついた。
なるほど・・・このツタの葉を食べながらあんな上まで登ったのか。

ツタ、スズメガで検索するとクルマスズメガが浮かびあがった。
画像を見るとピタリと一致する、

食餌は ノブドウ、ツタ、エビヅルなどのブドウ科 だという。
成虫は以前コンビニの灯りに来ていたのを撮ったことがある。

  





キゴシハナアブ  オス

2013年10月05日 14時56分30秒 | インポート

寒さで飛べないキゴシハナアブ、タカアザミの花にしがみついていた。

これまでで3度目の対面だが何れもオスだった。
複眼の模様が独特だ。

虫ナビ様には
幼虫は水生なのか湿地の泥の上をよく低空飛行しているのを見かける。
とあるが、確かにここも、以前撮ったところも湿地の中だった。




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