ワニなつノート

子どもの人権と教育のセーフティーネットを考える集会2017


子どもの人権と教育のセーフティーネットを
考える集会2017



「無償化」からも
「セーフティーネット」からも
こぼれる15歳を救え!


公立高校「定員遵守」の意義を考える
講演とシンポジウム

    


2018年1月14日(日)13:30〜16:30 (13:15受付開始) 

千葉市きぼーる 11階(中央保健福祉センター)大会議室

資料代500円



オープニングミニライブ  

 Yuya Takahashiさん(シンガーソングライター)


ギターの弾き語りを中心に千葉県、都内で活動。
若者の弱さ、不安希望まで等身大でストレートに表現。



《第一部》 講演(13:50〜14:50)

「無償化」からも「セーフティーネット」からもこぼれる 15 歳を救え!
〜公立高校「定員遵守」の意義を考える〜

講師:佐藤陽一(児童自立援助ホーム南柏:ホーム長)



《第二部》 シンポジウム(15:00〜16:30)
教育の「セーフティーネット」から、こぼれる子どもの現在


〔シンポジスト〕 

◇市川まり子(保護司)
◇夜間中学校関係者(松戸夜間中学教師)(依頼中)
◇山田久美子(不登校~引きこもり:保護者)
◇渡邊みさ(定員内入学拒否された受験生:保護者)
◇コーディネーター  佐藤陽一



             ◇


※ 今年、千葉県教育委員会は、「定員」が確保されないまま「入学拒否」されたために進路未決定となった生徒は、中学卒業生全体の0.02%(9名)という数字を初めて公表しました。

0.02%とは、1万人に2人です。

15歳の中学卒業生のうち、1万人に2人だけが、高校生になりたくてもなれないのです。

学校があって、先生がいて、机といすがいくつも空いているのに、入れてくれません。


高校進学を希望して、「前期入試」「後期入試」「二次入試」「追加入試(定時制高校のみ)」と受検にのぞみ、そして「定員が空いている」高校から、すべての高校から入学を拒否され、高校生になれないのです。


高校の「定員」は、子どもの「教育の機会を確保」すべく整備された教育環境の数です。

高校進学率98.9%の現状において、合理的な理由がない限り、定員を確保せず入学を拒否すること(定員内入学拒否)は、子どもの教育を受ける権利と機会を奪うことです。


「子どもの貧困防止法」が成立し、「障害者差別解消法」が成立し、貧困な家庭状況や、障害による生活の困難等が、教育の機会を奪うことのないようにと、社会も変わりつつあります。

「教育の機会確保法」により、文科省は都道府県に最低1校の設置を促していて、千葉県松戸市でも2019年に夜間中学を設置予定です。

いままで、学びたくても「夜間中学」そのものがなかった地域の人たちに、学ぶ機会が得られるようになります

そして、夜間中学の次は、多くの場合、「定時制高校」に進学します。
(私が17年勤めていた定時制高校の隣りに夜間中学があって、毎年、そこから入学してくる生徒がいました。それは自然な流れだと私は思っていたのですが、千葉県にきたら公立の夜間中学は1校もありませんでした。)


この状況下で、公立高校が、「定員内」で「入学を拒否する」状況は許されるべきではない。

なんらかの事情で学ぶ機会を失った「子ども」が、大人になっても、年齢や国籍や障害を理由で排除されることなく、誰もが安心して学ぶ機会、学べる学校のあることが、どれほど大切なことか。

私たちは、進学を希望するすべての子どもに、公平・平等な教育機会を提供できる社会の実現を目指します。



主催:子どもの人権と教育のセーフティーネットを考える集会
2017実行委員会
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