ワニなつノート

ひとり反省会 (その2) 

 

「ふつう学級で大丈夫かな? この子はまだ何もできないから」

相談会でよく聞くことば。

「どんな障害があっても『人とのつながりに安全を感じる』ことはできる」

「人とつながり、調整しあうことはできる」

 

だけどふつう学級に安全を感じる人は少ない。

もしかしたら、障害があることが「危険」だと思っているんじゃないだろうか。

確かに、段差だらけの町や建物、ホームドアのない駅は危険にみえる。でもそれは「障害」のためじゃなく、障害者を「分けて作られてきた社会」だから。

 

子どもたちの関係性の安全も同じ。

障害のある子との「安全な人間関係」のつくり方を知らない大人ばかりだから、危険にみえる。

希望は、子どもたちのつながりの安全にある。

すべての子どもたちの安全な「今」が、社会の安全な「未来」につながる。

 

「絶望」とセットで語られる「親亡き後」という言葉を、「希望」とセットで使えるようにするには、これしかないと思うんだけどな。

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