8才の子ども 50年後編(その3)
「分けられた子ども」と「隠れた子ども(セルフ)」
【表現したいこと】【1】]
このテーマは、まだちゃんと書けない。
だけど、私が「就学相談会」を28年続けてきた理由は、きっとここにある。
「子どもを分けてはいけない4つの理由」を小夜さんが教えてくれた。
1・ 《子ども本人が分けられたがっていない。》
2・ 《分けたところでできることには限りがある。》
3・ 《将来にわたって地域で普通の生活をすることがむずかしくなる。》
4・ 《分けた側の不幸ははかり知れない。》
そして、私が探してきた5番目の理由がこれだ。
5.《どの子にも隠さなければいけない「セルフ」はいないということ。
分けることは、子どものどこかに「隠す」面があると教えることになるということ。》
大事にしなければいけないのは、「育成したり発展させたりする必要のない」子どものセルフだった。
だから、障害の有無に関係なく、どの子にも、「隠さなければいけないセルフはいない」と伝えるために、子どもを分けてはいけないのだ。
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