『子どもの貧困・いじめ・差別解消法から、
高校入試を考える』
~すべての子どもに教育を!~
~どうして千葉県は定員を確保しないのだろう?~
なお、当日、「定員内不合格・千葉県被害者の会」及び
「定員内不合格・千葉県進路相談連絡会」を発足する予定です。
当日のプログラムは、これからですが、
2015年という、いま!、
高校進学率が98~99%のいま!、
「子どもの貧困対策法」が作られ、
「いじめ防止法」が作られ、
「障害者差別解消法」が作られた、いま!!、
公立高校が、定員内で、子どもを見捨てる!、
という行為について、真剣に考えたいと思います。
私より年上の世代は、高校は義務教育じゃないから定員内不合格は当然だといいます。
自業自得、自己責任だと、本気で口にします。
四十代、三十代、二十代も、その意識を忠実に受け継いでいるようです。
高校は義務教育じゃない。
点数と偏差値で、自分の価値を値踏みされるのは当然だと、
みんなだまされています。
0点でも高校に行きたいなんて、わがままだという人もいます。
自分たちも必死で受験勉強をしたのに、0点で高校に入れるなんてズルイという人もいます。
大真面目に、そう言います。
高校受検の競争が、本当に公平で公正で、平等に行われていると、本気に思っている人が大勢います。
ある高校教師は、「自分は知的教育をするために教師になったのだ。だから点数で切るのは当然のことだ」と言います。
それらが間違いだから、「子どもの貧困対策法」、「じめ防止法」、「障害者差別解消法」がつくられたのです。
どれも、子どもを守るための法です。
子どもが安心して、学ぶ機会を守る目的で作られた法律です。
「教育」以外の法律を制定しなければいけない、社会、だということの証明です。
つまり、子どもが守られていない、
安心して学ぶ機会が保障されていない、
それは不公平で、不平等で、不公正な社会だということの証です。
私はそう思っています。
私の人生を通して、それ以外の答えは、ありません。
◇
子どもの屈辱をわかってやる感覚が、
私たちにはまだ備わっていません。
子どもを尊重しその傷ついた心を知るというのは、
知的な行為ではありません。
もしそれがそんなものだったら、
もうずっと前に世間一般に広まっていたことでしょう。
(アリスミラー)
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まさ

yo

yo

2015/9/24 1:09
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