ワニなつノート

姉(8)と兄(5)

姉(8)と兄(5)

【増水の川から子ども3人救助】
【「夢中で飛び込んだ」 大阪】

2010年6月28日(朝日新聞)

27日午前10時25分ごろ、
大阪府高槻市中川町の「芥川」(幅約30メートル)で、
子ども3人が流された。

高槻署などによると、
バイクでそばを通りかかった同市芝生町のふぐ料理店長、
野村純さん(45)が気づき、別の男性とともに
川に入って約40メートル下流で救助した。

3人は病院に運ばれたが、けがはないという。

高槻署や高槻市消防本部によると、
現場近くに住む男児(1)が芥川に架かる
歩行者用の橋付近で遊んでいたところ、川に転落。

一緒にいた姉(8)と兄(5)が助けるために飛び込み、
3人とも流された。

川の水深は普段は約30~40センチだが、
当時は25日午後からの雨で約1.2メートルに増水していたという。

野村さんは28日、朝日新聞の取材に
「夢中で飛び込みました。助かってよかった」と話した。
別の男性は署員が到着する前に現場を立ち去ったという。



     □    □    □


この記事を読んで感じること。
3人の子どもを救助してくれた二人の大人に感謝しつつ、
私の心の一面トップは、
お姉ちゃんとお兄ちゃんの勇気です。

川に落ちた1歳の弟を追って、
深さ1.2メートルもある荒れた川に飛び込んだ、
8歳のお姉ちゃんと5歳のお兄ちゃんに
会ってみたいなーと思います。
テレビで会えるかな。

8歳と5歳の子どもが、弟のために、
雨で深さ1.2メートルもある荒れた川に飛び込むのです。

障害のある子どもを普通学級に入れるとき、
兄弟姉妹の心配をする人がいるけれど、
やっぱり失礼な話だよなと思います。

兄弟姉妹を、地域の学校が分けちゃいけないと、思います。

兄弟姉妹を、たかが障害を理由に分けてしまって、
その後に、子どもに何を教えることができるのかと、
そう思います。



PS:
誤解のないように付け加えます。
二人の子どもには、もしももしも、次におなじような場面に
出合った時には、飛び込むよりも、必死で大人をさがしなさいと
もう誰かが伝えていることでしょう。
3人が助かったのは幸運以外の何物でもなかったことは、
ここで言うまでもないでしょう。

そのうえで、私はやはり、無謀にも飛び込んでしまった
二人の子どもが好きだな(o|o)
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