蒼い空の下で

文系男子の何気ない1日を記します。

第12回学童野球大会 フラワーカップ

2017-11-11 19:31:01 | 2017年学童野球
先週、大雨の影響で中断した学童野球大会フラワーカップは、この日に延期となりました。
先週に執り行われた開会式では、若狭和田マリナーズが選手宣誓を任され、キャプテンが落ち着いた様子で100点満点な宣誓をしてくれました。
さて、今大会に参加したのは町内に在る3チーム、総当たり戦で試合は繰り広げられましたが、青郷クラブに8対18、そして高浜クラブには4対20で惨敗する結果となりました。手薄な投手陣、そして守れない野手陣があからさまになった大会だったように思います。

青郷戦は、相手ピッチャーの制球が乱れた初回に8点を奪いましたが、こちらの先発ピッチャーも制球が定まらず1アウトも奪えないままに降板。簡単な打球や送球に対して絵に書いたような落球や後逸が繰り返し見られました。続く高浜戦も、1試合目と同様の守りのミスから大量点を奪われて一方的な試合になりましが、初回のヒットを絡めた攻撃と、味方エラーがあったとはいえ、少なからず投げ抜いたピッチャー陣を褒められる試合でした。

【5年生と早期に入団した4年生に言える事】
主審からタイムを宣告されない限り試合は続いており、ランナーはいつ進塁を試みても構いません。しかし、ランナーがいるにも関わらず、ほとんどの子が守備中に目を切ってしまっています。
―送球したらそれでおしまい、捕球したらそれでおしまい―
これでは話になりません。守備における自分の役割が何なのかをもう少し理解する必要があります。ここで何度も書いていますが、このチームを引っ張るのは5年生と早期に入団した4年生です。厳しいようですが、全般においてそれなりの責任感を要求していきます。

【一生懸命さが伝わってくるように】
2試合を通じて内野手の捕球ミスが目立ちました。また、無意味な牽制や送球からのミスも目立ちました。これらに共通していえた事、それは1つのアウトを取ってやるといった気持ちが伝わってこない事でした。現時点においてアウトカウントが重ねられるのは内野の守備からです。一部で、雑なグラブさばきや足が動いていないプレーが見受けられました。エラーしても構いません。一生懸命さが伝わってくるようなプレーを見せてほしいと思います。

【野球をする以前に大事なもの】
昨日、ブラジルと日本のサッカー親善試合が行われましたが、何よりも日本がブラジルに負けていたのがイーブンボール(どちらのボールでもない状態)に対する執着心だったように見えました。格上チームが格下チームを相手にして、こうした気持ちをぶつけたならば、もう格下チームには勝つ術はありません。こうした事は、少なからず学童野球においても共通する事であり、まずはこうした気持ちを育む事も大事なのかもしれません。

【スポ少活動を通じて身に付くこと】
この日、トップバッター、そしてピッチャーとして試合に臨んだ3年生が、バッターではフォアボールを選んで出塁してホームまで戻ってきた他、高浜クラブの好投手からツーベースヒットも放ちました。投球数は多くなりましたが、それでもストライクを投げ入れて試合の流れを作りました。我が子を持ち上げた投書は勘違いな話ですが、これがチームの現状であります。スポ少活動は子供会活動とは違って、保護者も一緒になって成長させてくれます。このスポ少活動を通じ、親子共々で他人には負けたくない気持ちや努力する事を身に付けてほしいと思います。

今大会の運営には、若狭高浜ボーイズの3年生達が携わっていましたが、その中には3年前に卒団した先輩球児の姿もありました。団員達の憧れでもあり、休憩時間にはたくさんの子たちが取り囲んでいました。

〝大は小を兼ねる”
底辺となるこの学童時代をしっかりと過ごしたいと思います。

大会を運営して下さった皆さま、本日はお世話になりました。
また、朝早くから応援に駆け付けた保護者の皆さま、お疲れ様でした。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 見つかってほしいところです | トップ | 練習日記@2017.11.12 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

2017年学童野球」カテゴリの最新記事