蒼い空の下で

文系男子の何気ない1日を記します。

2017若狭ジュニアベースボール大会

2017-10-21 16:13:17 | 2017年学童野球
この日は、おおい町総合運動公園において若狭ジュニアベースボール大会の初日が開催されました。若狭和田マリナーズの初戦の相手は、3連覇を狙う遠敷スラッガーズ。ここ数年の新人大会では、遠敷と不思議な縁があり、一昨年は決勝そして昨年は準決勝で対戦がありました。そんな中ではありますが、6年生やその保護者も応援に駆けつけてくれ午前9時から開始されました。

初回、1点を先制されるもその裏に追いつくといった滑り出しになりました。しかし、続く2回の守りではツーアウトランナー無しから大量点を許す破目に。そして、ここから一度外れた歯車が元に戻る事はありませんでした。2回までに6点を奪われると、3回には6点を献上してしまう展開になりました。3回裏の攻撃では、フォアボールでランナーを溜めましたが、あと一打が飛び出さずそのまま終了。初の公式戦は、2対12(3回コールド)で敗れるという苦い結果となりました。

【個人競技と団体競技の違い】
この日も、プレー中の声出しが全く出来ていませんでした。その結果、中間位置に上がった打球を双方がお見合いをしたり、ぶつかって落球してしまう場面を見掛けました。1人でする個人競技とは違い、団体競技では仲間との声掛けは必須です。そろそろ上級生たちには、声出しの重要さに気付いてほしいと思います。

【ノーヒットでも得点を奪えるのが理想】
1回裏の攻撃、先頭バッターがフォアボールで出塁すると、すかさず2塁へ盗塁しました。そして続くは、3塁まで盗塁して好機を作りだしました。その後、タッチアップで生還しましたが、このように学童野球はノーヒットでも得点が挙げれる事を(うかが)えます。現チームが得点を奪えるケースは限られますが、理想はノーヒットから得点を奪える野球です。どうしたら次の塁を狙えるか、どうしたらホームに返れるのかを考えながら野球をしていると、知らず知らずの内に成長していると思います。

【際立った送球や返球のミス】
新人大会という事もあり、送球や返球のミスはどのチームにも見受けられますが、この日のマリナーズもキャッチャーからの送球やピッチャーへの返球に著しい乱れがありました。普段のキャッチボールが大事である事は言うまでもありません。送球については、ノーバウンドで投げるのか、それともワンバウンドで投げるのかを瞬時に判断しなければなりません。また、ピッチャーへの返球はマウンドへ持ち入って返すのも一つの方法であります。失点を減らす為にも、こうした事を無意識の内に出来るようにならなければなりません。

【16mの距離を正確に投げられる子を求む】
この日のマウンドに上がった5年生が、少しずつ安定した投球を心掛けられるようになりました。この日も10点以上の失点を許しましたが、打ち取った打球が多くありました。これは、現況における明るい話題です。数少ない投手陣という事もあり、一人に掛かってくる負担はあります。少しでも負担を和らげてやれるよう、野手陣には守備力向上が求められます。更に、そんな野手陣の中から16mの距離を正確なキャッチボールが出来る子が現れるよう願っています。

最終日は28日に順延となりましたが、高浜・若狭小浜・大飯・西津が準決勝に駒を進めたようであります。
どのチームも戦前予想で名が挙がったチームなので熱戦を期待します。
運営された大会関係者のみなさん、ありがとうございました。
また、応援に駆け付けてくれた保護者のみなさん、お疲れさまでした。
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