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蒼い空の下で

文系男子の何気ない1日を記します。

県選抜活動記10.6

2019-10-06 22:37:15 | 県選抜
この日が最終練習日。
次週の中日本親善大会に向けて調整を行いました。
練習会場は、越前市の万葉中グラウンド。
7月に行われたセレクションの会場になった場所です。
久々の場所に多くの保護者が感慨深くなったことと思います。

思い起こせばこの2か月半。
長かったようで短かったそんな時間でした。
活動当初は、緑々としていた山並みも、少しずつ変化してきました。
また、耐え難かった暑さも、この日は肌寒ささえも感じるものでした。

今日は、1人の欠席があって17人での練習でした。
練習前や試合前に全員が円陣になって行う掛け声。
格好良ささえも感じられるようになりました。
ワンチームになった証拠です。

この日は、練習の傍らで福井新聞社の取材を受けました。
選抜チームを引率して下さる団長が、その取材に対応されました。
明後日の紙面で紹介されるので、楽しみにしたいと思います。

まずはキャッチボール。
その後は、バッティング練習へと移りました。
指導者から助言を受けながらそれぞれが打球を放ちました。
さすが各校の主力です。
力強い打球が途絶える事なく、外野まで抜けていました。
その後の守備練習では、ランナーやバッターも付けながら色んなケースを想定して行われました。
【1つのプレーに対して仲間同士で確認が出来るようになる】
失敗があった時こそ、それが重要となってきます。
失敗を繰り返さない為にも、自らこうした事が出来なければなりません。

【分からない事や失敗した事をそのままにする事なく、その都度確認をしていく】
これは、選抜チームが発足した当初から言われ続けた事です。
高校野球をしていく上でも大切になってくるので、こうした所も磨き上げてくれればと思います。

天候が懸念されますが、練習の最後には週末の大会に向けた背番号が配られました。
この背番号は、15年前に福井県選抜が全国優勝を成し遂げた時から受け継ぐもの。
全国優勝を成し遂げた年に生まれたこの子達が、それをしっかりと継承してくれる事と思います。

それぞれに手渡された背番号には、それぞれに想いが込められていると聞きました。
こうした人の想いを背負えるような人にも成長してほしいと思います。

いよいよ残す活動も8日間となりました。
最後までしっかりと取り組みたいと思います。
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日本一のチーム・星稜中に魅せられて

2019-09-29 21:35:19 | 県選抜
9月28日は、石川県の星陵中との練習試合でした。
星稜中は、星稜高と連携する中高一貫教育の私立校。
幾度の全国優勝を果たす中学軟式野球界屈指の名門校です。

今から2か月前の結団式。
そこで手渡された活動予定表に記された星稜中との練習試合。
この上にない喜びと期待でした。

先週末は台風の通過、そしてこの週は雨予報。
正直、練習試合の中止も覚悟しました。
ところが、関係者一同の願いが通じたのか、予定は奇跡的に行われました。
各自、午前10時に星稜中の専用グラウンドに集合。
福井県の最西端からは往復で400キロを超える移動でした。
到着するなり、まず目に飛び込んできたのが優勝の記念碑。
そして、すぐさま多くの星稜保護者に出迎えてもらいました。

新興住宅地の入り口に聳え立つ星稜の敷地。
道を挟み、遠目に見えたのが星稜高の専用グラウンドでした。
この日、星稜高は茨城国体に出場の為、残念ながら練習風景は眺められませんでした。

星稜中は午前授業。
その間、福井県選抜はグラウンドを借りて練習をさせてもらいました。
部活動を引退して2か月が経過。
選抜チームとして週1回の練習を重ねてきたものの、練習量としては微々たるものです。
わずかな時間であっても、全体練習は有意義かつ有難いもの。
この貴重な時間を利用し、連携プレーなどを確認しました。

そうこうする内に、55人の星稜中野球部員とマネージャーが到着。
伝統の黄色ユニフォームに袖を通した名門校の練習風景に驚きを隠せませんでした。
その後、福井から駆けつけた多くの保護者はバックネット裏へと移動。
星稜中の保護者の方々と一緒させてもらって観戦しました。
県選抜の発足から負けなしの9連勝中でしたが、この日の結果は1勝1敗。

1試合目は、両チームとも135㎞/h近い直球を投げ込んだ投手が先発。
お互いにピンチを凌ぎ、均衡した試合へと持ち込まれました。
この試合、福井県選抜は2人の左腕で継投。
好守に助けられながらも、2人とも好投を魅せました。
しかし、2アウトランナーなしからの失点。
わずかなミスから与えた1点が最後まで大きくのしかかり、1試合目は敗北となりました。
2試合目は長打や連打から先制し、結果的に2点を奪いました。
こうした中、この試合でも流れを完全に手繰り寄せる事は出来ず、均衡したものとなりました。
2人の右腕で最後まで繋いだ無失点イニング。
最後は守備固めをして勝ち星を奪いました。

全国という舞台に立たなければ、中々この日のような経験は出来ません。
こうした機会に巡り合わせてもらえた事、心から感謝します。
この日、ベンチから何度も「気持ちで負けるな」と言われました。
2試合を通じ、気持ちで勝った所もありましたが、そうでなかった所もありました。
これは全員に共通して言えた事だったように思います。

気が付けば今週から10月度へと突入。
福井県選抜としての活動も残すは2週間あまりになりました。
15歳の少年達が、言われ続けてきた「福井」を背負うということ。
この活動を通じて、将来そうなる事を望んでいます。
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県選抜活動記9.14~15

2019-09-16 23:10:01 | 県選抜
昨日と一昨日は、大阪遠征でした。
学校行事から3人が欠席しましたが、それ以外の15人が寝食を共にしました。
私は応援に行けませんでしたが、それでも何軒かの保護者が帯同してくれたようでした。

試合は、2日間で4試合を行って4戦全勝。
選抜チームの発足後、負けなしの9連勝中です。
135キロ近いストレートを投げ込んだ左腕。
また、左中間への柵越えホームランを放った主軸。
それぞれがそれぞれの役割を果たし、安定した投手陣と打線の爆発が勝ち星をもたらしました。

この遠征の近況は、指導者と保護者からなるグループLINEで受けていました。
初日の試合を終え、ホテルでの夕食。
みんながいい笑顔をしていました。

1か月半もすれば、それぞれが苗字ではなく名前で呼び合う仲になってきました。
野球の上達は勿論ですが、今回の遠征を機に更なる結束が生まれたと思います。

チームのスタッフは、全員が教育現場で活躍される方々。
野球を通じて、その先の人生に活かさなければならない事を教えてくれています。
その内容の報告も受けましたが、大人になった私たちにも通ずるものと言えました。
合宿中のミーティングも充実したものであったと思われます。

保護者間では、18人全員で同じ学校へ進学して甲子園を目指そうと冗談めいた会話も出てきました。
それぞれがそれぞれのいい部分を認める事の出来る、そんな子達が集まったチームです。
いつまでもこうした夢が語れる仲でいたいものです。

活動期間も残すは1か月となりました。
やや寂しさも感じますが、15歳の少年たちの躍動をもうしばらく眺めたいと思います。

今週末からの3連休は、ホームで練習試合を予定。
やや天候が気になりますが、なんとか持ちこたえてくれる事を願っています。
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県選抜活動記8.25

2019-08-25 22:09:50 | 県選抜
京都親善大会から1週間が経過したこの日は通常練習を行いました。
朝から涼しい風が通り抜けた1日。
ついこの前まで猛暑日だったとは思えない程の変わりようでした。

今日は学校行事等で3人が欠席。
それでもいつも通りの活気の中で過ごせました。
1つ1つを確かめながら進めていく練習。
この日は、バッティングを中心に最後は守備練習で締めくくりました。

それぞれからそれなりのスイングと打球が見て取れました。
指導者からのアドバイスをどう取り入れていくかが重点です。
力強い打球が飛び出すように取り組んでもらいたいところです。

先日からそれぞれの守備位置も窺えてきました。
ピッチャーを除き、各ポジションとも2人ずつでの競い合いになる感じです。
カバーリングや返球送球も含めての守備です。
高校野球に繋げるためにも、こうした部分を大事にしてもらいたいところです。

北は旧三国町、東は大野市、西は旧越廼村、そして南は高浜町。
毎週、県内広域から集まっています。
少なからず練習の度に顔を合わせる保護者達にも、仲間意識が芽生えているのも確かな事実です。
子ども達を遠目から見守ってやる事しか出来ませんが、出来る事があれば何でも協力させてもらうつもりです。

活動が開始して早1か月。
充実した日々を過ごさせてもらっています。
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県選抜活動記8.18

2019-08-18 23:23:59 | 県選抜
この日は京都親善大会の2日目。
準決と決勝に勝利して優勝を決めました。

準決の相手は加古川選抜。
終始、劣勢となりましたがが数少ない好機から先制しました。
また、2人の継投から点を与えませんでした。
最少失点差のまま最終回。
最後の最後まで苦戦をしいられましたが、堅守で勝利を呼び込みました。

続く決勝戦の相手は名古屋球悠でした。
この試合は、県大会準優勝メンバーの4人がセンターラインを固めた布陣。
攻守に渡ってチームを引っ張ってくれました。

この試合も、1つの好機を得点に繋げました。
守っては、3人の継投で準決勝に次ぐ零封。
目標だった優勝を掴み取りました。

準決と決勝のスコアは、ともに1対0。
また、昨日の試合も無失点という事で、今大会は1点たりとも与えませんでした。
優れた投手陣と鍛えられた野手陣。
接戦をものにできた要因でした。

その一方で打撃面の沈黙が気になりました。
これを課題として、これからの練習に取り組んでもらいたいと思います。

連日という事で、両日とも朝から晩までの活動でした。
この日、ICで解散したのは20時半。
途中、名神高速では甲子園から戻った星稜の応援バスと遭遇しました。

部活動を引退して1か月あまり。
予想外の野球漬けとなりましたが、皆が皆に刺激を受けている日々です。
この日の結果を自信として、今週の練習から再スタートしてほしいと思います。
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