十の想ひを一言でのべる

万斛の想い
・・・
語り盡せるものか

想ひ ( あれから )

2014年07月25日 | 想ひ (あれから)


想ひ ( あれから )

昭和 54年 ( 1979年 ) 春 ( 24歳 ) ~ 昭和59年 ( 1984年 ) 春 ( 29歳 )
の、日々の想いを
纏めたもの
若かりし日の 『 吾が想ひ 』 ・・・である
途切れることのない想ひ
吾心は 「不偏で不易 」
吾は 吾は唯一ではないか 
今なほ そう想ふ

目次
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あれから 1 『 人生 』 ・・・咲かない華  どうして、次に継ひでゆく
・ 
あれから 2 『 一人 』 ・・・一人に也て知る 吾一人
・ 
あれから 3 『 憂い 』 ・・・親族みな幸福であれ
・ 
あれから 4 『 浪漫 』 ・・・消えた空間と過ぎた時間
・ 
あれから 5 『 不孝 』 ・・・父母ともに健在だから  生日を楽しめる
・ あれから 6 『 彗日星 』 ・・・私は彗星だ
・ 
あれから 7 『 幻 』 ・・・人は影を追いかける
・ 
あれから 8 『 世間 』 ・・・礼は節度を保つことですよ
・ あれから 9 『 員数 』 ・・・細い背中に顔がある  過ぎた昔をみつめている
・ 
あれから 10 『 娘 』 ・・・構えて生きることなどありません
・ あれから 11 『 年賀 』 ・・・友と幸福語りたい  友と想い出語りたい
・ あれから 12 『 俟つ 』 ・・・これ以上は 一つに大御心に俟つ
・ 
あれから 13 『 欲求 』 ・・・手を握りたくなったら、言って
・ 
あれから 14 『 吾 』 ・・・過去を大事にしたいときがある  過去を忘れたいときもある
・ 
あれから 15 『 天を仰ぐ 』 ・・・風よ あいつに伝えて呉れ
・ 
あれから 16 『 あの頃 』 ・・・君の誕生日  誰と祝うのか
・ 
あれから 17 『 一途 』 ・・・歴史を大事に生きた日があった
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あれから 18 『 少年 』 ・・・一九の偏った少年が  二八には ただの人
・ 
あれから 19 『 涙 』 ・・・さようなら  わたしはかえります
・ 
あれから 20 『 勇気 』 ・・・私が悩んでいたのは、遊べなかったからです
・ 
あれから 21 『 私 』 ・・・折覚、築いた友情  第三者が壊す
・ 
あれから 22 『 誠 』 ・・・硬派でいかう  昔のやうに
・ 
あれから 23 『 どこかで 』 ・・・誰かが どこかで泣いている
・ 
あれから 24 『 どこをみる 』 ・・・だったら、真直  みるしかない
・ あれから 25 『 きみ 』 ・・・所詮 器用に生きられないが
あれから 26 『 唄う 』 ・・・冷たかった血が 温かくなってゆく
・ 
あれから 27 『 いま 』 ・・・優しい人間が幸せになる  そんな世界  私は欲しい


あれから 27 『 いま 』

2014年07月22日 | 想ひ (あれから)


あれから 27


人生

人生なんて

楽しい と 想へば みな 愉しい

空しい と 想へば みな 虚しい

想うがまま で いいがな


いま

認めやう 己を

たかが 普通の人間ではないか

自分だけは 他人と違う・・・・と 想ひたい
己を信じ 孤高と想ひたい
それが
生きる糧 だったのだから


優しい人間が 幸せになる

そんな世界 私しは欲しい

  
想ひ ・・・ 完


・・・ 
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あれから 26 『 唄う 』

2014年07月21日 | 想ひ (あれから)


あれから 26


唄う

あなたのために 生まれてきたのと
おまえは 恥じらい 小指をからませる
さがしていたんだよ 小さな幸せを
俺の心を ささえてくれる
優しい女を さがしていたんだよ

さがしていたんだよ 小さなしあわせを

むねに ほのぼの 灯りをともす

お前を一人 さがしていたんだよ


友情

友情という観念に溺れてはいけない

友情は ともすれば錯覚し 傷つき易い


中心

物事が回りだした時

その 中心は動かない

動けないものだ


優しさ

優しくしてもらふこと と  優しくすること

どふ  違うんだらうね


冷たかった血が 温かくなっていく

人生

そんなとき 一度はあっていい



・・・
あれから 27 『 いま 』 に 続く


あれから 25 『 きみ 』

2014年07月20日 | 想ひ (あれから)


あれから 25


幸運

幸福に縁遠い人 幸せになっても

どこかで まだ 不安がっている

体に しみついたもの 一度にとれやしない

よくよく貧乏性 なんだなあ



きみ

所詮 器用に生きられないが

ついてきてくれ この手はなさずに


優しさ

好意の表現は 精一杯相手を信じること


束縛

他人から束縛される・・・・いやだねぇ

人間社会に於いて 他人からのプレッシャーは宿命なんだ

人間は自由のはずなのに
自由に生きたい ・・・・これは本能
他人から束縛され プレッシャーを受ける
この宿命を克服するのを 自由な人生という

他人にプレッシャーを与えない 束縛しない
これは 単なる優しさなんだ


・・・
あれから 26 『 唄う 』 に 続く


あれから 24 『 どこをみる 』

2014年07月19日 | 想ひ (あれから)


あれから 24


いじけた心

底辺の人間と 翔んでいる人間

どうあがいてみても 所詮 どん底

翔んでいる人間を見て せいぜい 羨むしかない

容易く 他人の姿 見られるから やっかいなんだ


どこをみる

将来を観ると 明日が観えない

足基を視ると 天空が視えない

周りを見ると 己が見えない

だったら 真っ直ぐ みるしかない

迷ったら 自分の心に 素直にならふ
思うが儘に 素直に




そんな世界 私は欲しい

どこまでも 青く 済みきった空に 白い雲

だれもが
そんな世界で 生きたい ・・と
そんな世界を 夢みているんだ


・・・ 
あれから 25 『 きみ 』 に 続く


あれから 23 『 どこかで 』

2014年07月18日 | 想ひ (あれから)


あれから 23


一期一会

輝いた瞳は快感だ


あそべなかったから

私は
本当は おもいっきり あそびたかった
一度だって おもいっきり あそんだことがなかった
だから 不幸なんだ


どこかで

誰かが どこかで 泣いている

幸せ 祈って 泣いている

人 一人、幸せの陰で 誰かが傷ついて 泣いている

幸せ 願って 泣いている

人生とは そういう ものの様です




私は 心のせまい  気の小さい男です



・・・ 
あれから 24 『 どこをみる 』 に 続く


あれから 22 『 誠 』

2014年07月17日 | 想ひ (あれから)


あれから 22



少年の頃 私しは正義だった

少年の頃 社会は小さかった
いつか 撼がそうと想った




誠が運命を創る
・・と
錯覚していた あの頃



再び

私しは 白い服を着たい 黒いズボンを穿きたい

若い頃 スリムのズボンが好きだった
親父が ステテコ と笑った
黒のベタ靴(VAN)   デサントの白いソックス
ダークグレーのスリムのズボン は 裾18cmのダブル
白いボタンダウンの長袖のシャツ を着て
黒のネクタイを締めた
頭はバサバサ
・・・それが カッコイイ と想っていた

日本帝国陸軍将校の軍服は美しい
中隊長 大尉 が良い


浪漫

硬派でいかう 昔のやうに


決意の日である 47年目の決意の日である
本日は 安藤大尉が決意を告げた日
「磯部 安心してくれ 本当に安心してくれ」
山王ホテルで最後までその決意を貫いた

今年こそ 二・二六 に東京へ行かう
そして 遠い過去に 消えて行った 私しの光を探してみやう


人の評価

人は出逢いによって 決まる

皆 出逢い方 一つ


錯覚

人に期待してはいけませんよ 自分がつらくなるから

期待する自分が 錯覚なんですよ

でも みんな そうして錯覚しているんです

自分がそうだから 人もそうだと まだ想っている
いつの間にやら
亦 錯覚している


・・・
あれから 23 『 どこかで 』 に 続く


あれから 21 『 私 』

2014年07月16日 | 想ひ (あれから)


あれから 21


小久保氏

私の噺しを 兄のような心持ちで 聞いて呉れた人

高槻の新婚家庭によばれ 食事しながら よく会話した
私しは きまって 私 を 力説した
然し それでも
そんな 私の謂う事を ちゃんと聞いて呉れた
得意に成った私は 調子にのって 私 を 力説した

  
リンク→10時になったら、帰ります


独りよがりだから

私しが もう少し 大切に生きていたなら
私しには 友人がいたらう
私しが 独りよがり だったから
大切な人を はなしてしまった

みんな

わたしから離れてしまう
・・・・
シアワセニネ


でも

心底 心を開いて話せる人なんて  いやしない
心の隅で残っているものだ


友情

せっかく築いた友情 第三者が壊す
さて
だれが 第三者なんだ


・・・
あれから 22 『 誠 』 に 続く


あれから 20 『 勇気 』

2014年07月15日 | 想ひ (あれから)


あれから 20


勇気

いつも恥ずかしがっている

恥ずかしくって 何もできない

・・・

恥ずかしい・・なァ


臆病

私しが 悩んでいたのは 遊べなかったからです



社会

あまり人を 追い詰めては いけませんよ

どんな場合であっても どこかで安らぎを残しておくものですよ

それが 生きてゆくのに 大切だと思います

強い とか 弱い とか 言う前にね

人の心は多様である
様々な心を どうにか バランスさせているのである
そのバランスを崩さない程度の 思いやり を 持ってもよからうに


人生

人間 悦びがなかったら 生きてゆけません

でも

悲しみ も 悦びのうち かも ・・ 知れませんよ



とことん だめなときがある



・・・
あれから 21 『 私 』 に 続く


あれから 19 『 涙 』

2014年07月14日 | 想ひ (あれから)


あれから 19


自由

苦しいことが いやなら がまんなんかせず

つらかったら やめやう

がまんしても 進歩しないんだから

やめやう



虹の松原と鏡山 

涙こらへて

さようなら わたしはかえります

「 嗚呼 神埼をとおり過ぎてゆく ・・・・」

佐賀も これで見おさめ 
感傷に浸る間も無く 偶々入って来た 特急電車に乗った
さらば もう二度と来ることはない



美しいものは 美しい

私しは 

美しいものが好きなんだ


報い

人とのつきあいは 己の財産

友達は宝

私しには 宝も財産もない


・・・
あれから 20 『 勇気 』 に 続く


あれから 18 『 少年 』

2014年07月13日 | 想ひ (あれから)


あれから 18


少年

十九歳の偏った少年が 二八には ただの人



友を亡くした悲しみ

「 おい!」
倖せなとき なかったよなあ
苦悩ばかりしてなぁ
人生
生きてゆくのは むつかしいよなあ
楽しいことなんて なかったよなあ

「 でも ・・・ どうして?」


わかるもんかよ 優しさだけじゃ 

生きてゆけない 男の苦さ
ばかなやつだよ 背中をむけて 
ちょいと人生かくれんぼ
意地をとおして ひとりぽっち


知る

知らないことは 幸せである
でも
知ってしまったからには 仕方がないではないか

知るってことも 幸せなのかも



好きなこと やらう
楽しいこと やらう

どうせ
一度の人生なのだから


・・・
あれから 19 『 涙 』 に 続く


あれから 17 『 一途 』

2014年07月02日 | 想ひ (あれから)


あれから 17


不安

分からないから、不安なのである
会話は、この不安を取除く手段


誤解

誤解は相手を分らないが故にくる不安に対する自己防衛

結局 誰も皆自分が可愛いい


一途

私しが 私しで なくなった日・・・か

歴史を大切に生きた日があった

その時

私しは 一途であった


自信

変わったなあ 心意気がない

勇気がないんだ こわいんだ


・・・
あれから 18 『 少年 』 に 続く