十の想ひを一言でのべる

万斛の想い
・・・
語り盡せるものか

あれから 9 『 員数 』

2014年06月22日 | 想ひ (あれから)


あれから 9


人好し

相手を知らないうちに 期待してはいけません

思い込みが過ぎると 何も見へなくなりますよ

そんなあなたを 他人は笑っているかも知れませんよ


居場所

無責任な話は 気が楽である



峠越へても

細い背中に顔がある
過ぎた昔をみつめている
峠越えれば その果てに
見知らぬ山が 亦 つづく



腹に力を入れやう

腹に力を入れると元気がでる

腹に力を入れやう
元気・不元気は腹に力が入っているかどうかなのだ
年頭にあたり 念ふことは
腹に力を入れやう
・・・昭和58年1月4日 ( 火 )


員数

世の中に動かされている

動いている人は 安心している

動かされた人の 心は哀しい

世の中に動かされている
そんな心持ちになるが故に 常に受身で 世の中否定となる
途ゆき で、よく考へる
社会に動かされたくない 社会を動かしたい
自分の意志で仕事をしたい

 長野君を推ふ
彼は社会に動かされている と謂ふ認識はないだらう
彼は世間と共に生きている と謂ふだらう

 平野君を推ふ
彼は私しと同じだ
会社の機構の中 与えられた仕事を真面目に行ふ
・・・動かされている

大土君も さうである
納得いくか否かは別として 動かされている
・・・昭和58年1月11日 ( 火 )


・・・
あれから 10 『 娘 』  に 続く


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