どうにもならぬことは どうにもならぬ
何とかならぬかと、悪あがきせんとするも
それは、自分を納得させんが為の方便、時間稼ぎに過ぎない
如何にしようと、どうにもならないのである
されど然し
敢えて為さざるべからざるときもある
そのときは
人はとかく慾をかいて、自分に都合のいい方を選びたがるものだから
どちらか迷った時は、自分にとって不利な方を選択することを心がけ
そして、事の正否は考えないことである
やるだけやった後は 運否天賦
天が決めて呉れよう
・・と
まごころに よりそう 助けかひありて
仕へはたして 今帰へるわれ
・・・相沢三郎
大川・天満橋
穏やかなる大川を眺むれば
秋の色にほふ
天満の桜
心やすらかに冬を向かへん
哀愁漂う斯の風景
秋が深まると
姿を現わす天満橋
もうじき
冬が来る
・
大阪・大川 天満橋
大阪の都心で季節を切取るは なかなか難しい
然しそれは
季節を感じるに疎いから・・・
己が心に季節あらば
きっと
己が心に 染入る風景に出遭おう