あれから 15
偉そうなことを言ってても
誠実でなくてはならない時 誠実であるのは難しい
自分を納得させるのは 易いことだ
自分の心を偽って 逃げてしまう
うしろめたさ も いつしか 薄まって
仕方のなかったことなんだ と 自分に言い聞かせて終う
ふだん えらそうなこと 言っているくせに・・・
未練
あいつ との想い出を 無意識のうちにやり過ごしてしまった
時の流れは 私しの意識の中からそれを遠のけてしまふ
感傷に耽ることなど もはや あってはならないのだらう
完全に終わってしまった過去なのだから
・・昭和56年5月21日(木)
天を仰ぐ
自然 (天) よ
あの人に働きかけて下さい
力
暴力、知識、金、女
みんな 力 なんだ
強い者が 正義なんだ
・・・
私しには 何もない
友
共に考えるを 友という
宝 なんだよ
時代
自分の考へは 絶対正しい
自分の一生で 他人の考へはいらない
自分の考へで 一生すべきだ
・・・・・・
そんな時代もあったけど
・・・ あれから 16 『 あの頃 』 に 続く