今日は憲法記念日である。
記念日であるからには何かしら記念行事をすればいいものを、現政権はこの憲法が大嫌いだから、何もしない。
それどころか自民党議員は改憲集会に参加し、憲法9条を変えろと毎年息巻いている。
日本国憲法の三大原則は「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」である。
その前にあった「大日本帝国憲法」を、否定した素晴らしい憲法ではないか。

今、9条改憲論者はロシアのウクライナ侵攻を奇貨として一気に9条改憲を狙っている。
僕は大反対だ。
彼らは9条の戦力放棄で日本が危機に晒されていると煽るが、なぜ9条が出来たかにはホッカムリしている。
そもそも日本が朝鮮、中国に今のロシアのように侵略戦争を仕掛け、挙げ句、ヒトラー、ムッソリーニと日独伊三国同盟を結び、世界戦争を吹っ掛け、大敗北したからではないか。
ウチの母親は女学生の頃「ファシズムよ兄弟よ🎵」って歌を歌っていたと教えてくれた。
今回、ウクライナがヒトラー、ムッソリーニと昭和天皇の写真を並べたと日本政府は抗議していたが、世界の認識はそんなもんですよ。
ウクライナ人はロシアに対する恨みを永遠に忘れないだろう。
やられた方はやられたことを忘れないモノだ。
反韓、反中ばかり言わないで、日本も少しは外交で歩み寄ったらいいと思う。
それに改憲しなくても日本は十分戦力を保持している。
日米安保で安全保障もある。
集団的自衛権も結んだ。
今更9条を改憲しなくても解釈改憲で実質的に改憲したようなものではないか。
僕は9条はもう象徴的な存在になっているとさえ思う。
だから「平和主義」を守る為には残しておくべきだと思う。
これも無くしたら、日本は専守防衛の国ではなく、戦争を肯定する国になるのではないか。
その意味でも9条には手をつけるべきではないと思う。
時代遅れになっている条文を改正することには反対はしない。