天涯孤独男のつぶやき!

もうこの歳になると怖いモノはない。何でも好き勝手書かせてもらいます。多少辛口になります。ジャンルは世の中のことすべて。

カチカチ山寸前だった友人K‼️

2021-12-03 08:39:14 | 日記


昨日の昼間、僕が家で寛いでたら高校時代からの友人で近くに住んでいるKが、興奮気味でやって来た。
「俺、死ぬとこやった。ほんま死ぬとこやったで!」と。
KとマドンナM子とは前日、焼き肉忘年会をやったばかりだ。
「どないしたんや。あれから、心臓が止まりそうになったか、失神でもしたんか?」と聞いた。
「そんなんとちゃう。さっき喫茶店で焼け死にそうになったんや。びっくりしたで」と焼けたジャケットの内側を見せる(写真㊤)。

Kの話はこうだ。
行きつけの喫茶店でタバコ吸ってコーヒーを飲んでたら、左脇腹がなんか熱くなった。
何でかなと見てみると、ジャケットの左ポケットから火柱が上がっている。
慌てて脱ぎ捨てて、床に叩きつけて消したそうだ。
「危機一髪やったで。丸焼けになるとこやった」と今も興奮覚めやらぬK。
では、何でそうなったのか?
2人で推理する。
Kはタバコを吸うために火を付けて、タバコと100円ライターを左ポケットに入れたそうだ。
では、何故燃えた。
ポケットの中でライターが自然発火するとは考えにくい。
その100円ライターを見せて貰った。
使い古しの凄く古いモノだった(写真㊤)。
「多分、その古い100円ライター、着火した後、ボロいから指を放しても、スイッチが戻らず、火が着いたままやったんやないか。火が着いたままポケットに入れたんとちゃうか」
「そうやな、それしか考えられんな」
僕らはそういう結論に達した。
「でも70年生きてるが、そんな話聞いたことないな」
「人間、どんなことで死ぬか分からんな」
などと話して、Kは少し落ち着いて帰っていった。

その喫茶店は僕も散歩の途中で寄る常連店なので、その後、散歩がてら"裏取り"に出掛けた。
ママに「さっきえらいことがあったやろ。ボヤ事件。あれ俺の友達なんや」。
ママは「そうなん。うん。座布団が焼けて凄い臭いやったわ。もう捨てたけどね」と笑っている。
僕は"現場"を見せて貰ったが、元に戻っていた。
僕はママに「友達が迷惑を掛けたね。友達パニックになってたわ」と、こっちも笑顔で話した。
まあ大事に至らず良かった❗