Vita Mandoloncellistica

マンドロンチェロ弾きcockatooの生活
マンドリン関係のこと・・・は少ないかも(笑)

小組曲

2005年04月21日 | Mandolin Life
レヴール本番10日前、9日前、8日前・・・ってタイトルでカウントダウンしていくのもなんだかつまらないし芸がないので、一昨日と昨日の記事タイトルを曲名に変更しました。


さて、第1部最後にお送りいたします曲は、小組曲(ドビュッシー)です。
元々はピアノの連弾曲として作曲され、後に管弦楽曲としても編曲されている曲ですが、マンドリン界では鈴木静一氏による編曲で有名でしょうか。 いや、「マンドリン界では」と言うと語弊がありますね。 「中附・中大マンドリン倶楽部では」と言った方が正確かもしれません。 
私にとっては中附マンドリン倶楽部第19回定期演奏会(1983年)のレコードで聴いたのがこの曲との初めての出逢いだったと記憶しています。 初めて聴いた時の第一印象は・・・正直言って覚えていません(爆)
いやいや実は「フランスもの」に対して苦手意識というかなんというか・・・ あまり得意でないという意識を持っていまして・・・

独特のふんわりとした捉えどころのないようなイメージと言うか、そういったものがうまく出来ないんですよね。 そんなわけであまり真剣に聴かなかったのかもしれません。 そして「小組曲=難しい」というイメージを自分の中にインプットしてしまっていたような気がします。

レヴールは管楽器打楽器のない編成で演奏会をしますので、上記鈴木静一氏のアレンジは使えません。 今回は小穴雄一氏のアレンジで演奏します。 ちなみに昨日取り上げたフォーレの「パヴァーヌ」も小穴氏のアレンジです。

 第1楽章「小舟にて」
 第2楽章「行列」
 第3楽章「メヌエット」
 第4楽章「バレエ」   ・・・という副題が付いているこの曲。

「小舟にて」は題名の通り、いわゆるBarcaroleのような感じですね。 6/8の8分音符3つを2つに割るニ連符(言葉で書くとわかりにくいなー!)が随所に出てくるんですけど・・・難しっ! 頭で考えちゃうからいけないんだとも思うんですけど、感覚的になんとなくやろうとすると三連符の中抜けのリズムになっちゃうんですよね。 なんて書いてますが、実はチェロだけは(ベースもかな)そのリズムが出てきません(笑)

「行列」って何の行列でしょうねぇ~ 軍隊じゃないのは確かだと思うんですけど(←あくまでも私の感覚ですよ)。 なんとなく幻想的な可愛らしくもあり、優雅でもあるような行列。 お客様それぞれの頭の中でどんな行列が思い浮かべていただけるでしょうか・・・

「メヌエット」はちょっとさびしいような雰囲気も感じられる優雅なメロディーのこの曲。 メヌエットと言うからには上流階級のお上品な舞踏曲・・・なんでしょうか。 私たち庶民には想像も付かないような世界・・・?? 前奏のあとに現れるメロディーも中間部のメロディーも個人的に大好きです。

「バレエ」は一転して元気良い、活発な感じで尚且つ可愛らしい感じもする踊りですね。 弾いている方は結構必死ですが(笑)



■左の【最新のコメント】欄が非表示になっていることに関して、ここに言い訳(笑)が載っています。 4月25日のメンテナンス終了後にはまた元通り復活するようです。 それまでちょっと不便ですが・・・ m(_ _)m

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