Vita Mandoloncellistica

マンドロンチェロ弾きcockatooの生活
マンドリン関係のこと・・・は少ないかも(笑)

第2部

2008年04月27日 | Mandolin Life
さて第2部。

1曲目はマンドニコの「スペイン組曲」。
楽章ごとに、

 1.CANTA GALO,VIEN O DIO
 2.HABANERA
 3.PELOTA

というタイトルが付いています。
2楽章のハバネラ、3楽章のペロータ(なんかスカッシュみたいな球技らしい)はいいとして、1楽章のタイトルがなんだかわかりません。
スペイン語ですか? これ。
ヴァロールクインテットのCDでは「雄鳥は鳴き、日は昇る」と訳していますね。

今のところ、一般発売されているCDにこの曲が収録されているのはこのヴァロールクインテットのCDだけでしょうか?

このCDは聴いた方も多いことと思いますが、このCDのスペイン組曲と、今回のレヴールのスペイン組曲は別物と思っていただいた方がいいと思います。
あちらは5人。 こちらは50人以上ですからね。
どちらがいいとかそういうことじゃないですけどね。

曲としては…「あぁマンドニコさんだね」って曲です(笑)


2曲目はボッタキアリの「夢うつつ」。
原題が「SOGNO! DELIRIO!」なもんで、以前よくボッタキアリ好きな人たちが

 「夢うつつ」じゃない! 「夢!うつつ!」と表記すべきだ!

なんて「!」多めで語ってました(笑)

SOGNOは「夢」ですね。
DELIRIOは「うつつ」・・・つまり「現実」。

ところが「夢うつつ」という言葉には正確には誤用なんだけど「夢見心地」みたいな意味がありますよね。

だからもっとふわふわした夢のなかみたいな曲かと思ってしまう邦題なんですね。
曲調はそんなんじゃないんだけど。

「夢と現実」とかって訳すのがふさわしそうな気がする。
夢見心地だったり、現実に引き戻されたり。

ちなみに本来チェロ・ベースを欠く編成の曲のため、今回は久保田孝氏による加筆譜を使用して演奏します。


第2部最後の曲はチャイコフスキーのバレエ組曲「くるみ割り人形」より(抜粋)。

行進曲、金平糖の精の踊り、トレパーク、アラビアの踊り、花の円舞曲・・・を演奏します。

はい。 序曲がありません。
「ちゃん・ちゃっ・ちゃちゃん・ちゃん・ちゃん・ちゃん・・・」って始まりませんのでびっくりしないようにお願いします(笑)



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◆◇◆レヴール マンドリンアンサンブル 第7回演奏会◆◇◆
2008年4月29日(火祝) 14:00開場/14:30開演
フィリアホール
(東急田園都市線青葉台駅下車徒歩1分東急スクエアSOUTH-1 5階)

【第1部】
ハイムライゼ(ヴェルキ)
綺想的間奏曲(アマディ)
ミヌエット(ベルーティ)
シンフォニア(マネンテ)

【第2部】
スペイン組曲(マンドニコ)
夢うつつ(ボッタキアリ)
「くるみ割り人形」より抜粋(チャイコフスキー)

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