●方法俳句404・同質因果16・橋本榮治3・2018-11-7(水)
○「山並に山並重ね冬に入る」(→橋本榮治3)
○季語(冬に入る・初冬)(「俳句四季201703」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:山並と重なる山並。山並から現れる山並。山並を隠す山並。いよいよ冬の色を帯びてくる山並。2018年立冬。
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■Pickup「立冬・冬に入る・冬立つ(初冬)」8句(20181107)
01「新聞を読む立冬の目玉焼」(川崎展宏)(五体俳句61 目3)
02「穭田のひつぢそよりと冬立てり」(藤田あけ烏)「草の花」(方法俳句147オノマトペ13)
03「立冬や山の匂ひの父母の墓」(笹瀬節子)(五感俳句199嗅覚36)
04「立冬をさつと雨降る四辻かな」(蓬田紀枝子)『青山椒(1996)』(次元俳句252二十四節気)
05「混沌としてくる机辺冬に入る」(蓬田紀枝子)『はんてんぼく(2005)』(好きな一句)
06「立冬や猫のまはりに猫のゐて」(潮仲人)(次元俳句304周囲)
07「立冬のビー玉影をながく曳く 」(透次)『浮游(2018)』(挿絵俳句356)
08「山並に山並重ね冬に入る」(橋本榮治)↑
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