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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0252・二十四節気・立冬(時間)06・蓬田紀枝子01・2015-11-08(日)

2015-11-08 04:56:00 | 次元俳句
●次元俳句0252・二十四節気・立冬(時間)06・蓬田紀枝子01・2015-11-08(日)
○「立冬をさつと雨降る四辻かな」(蓬田紀枝子01)
季語(立冬) 「りっとうをさつとあめふるよつじかな」(→「現代俳句データベース」より引用)
【鑑賞】:冬に入る日の雨は四つ辻をさっと湿らせました。さて、この冬はどの方角を選びましょうか。【→次元俳句-索引 →俳人一覧()】
 
蓬田紀枝子(よもぎだきえこ)
○好きな一句「混沌としてくる机辺冬に入る」(『はんてんぼく』2005)02
季語(冬に入る) 「こんとんとしてくるきへんふゆにいる」(→「風待月」より引用)
【Profile】:1930年、宮城県仙台市出身。1945年、→阿部みどり女に師事。「駒草」入門。のち同人。1970年駒草賞受賞。1975年宮城県芸術選賞受賞。1994年二代目主宰→八木澤高原の死去に伴い「駒草」主宰継承。2003年主宰引退、顧問となる。評伝『俳人阿部みどり女ノート「葉柳に…」』で2000年度俳人協会評論賞。俳人協会名誉会員、日本現代詩歌文学館評議員、日本文藝家協会会員。

蓬田紀枝子掲載句
03朝顔の終のいろ張るみどり女忌(『青山椒』1996)(みどり女忌・仲秋)〈色彩665・心象色13〉2024/9/10
 
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