●五体俳句446・髪22・飯野定子1・2019-08-27(火)
○「星空の燦々とあり洗ひ髪」(『通り雨』2011)(飯野定子1)
○季語(星空・三秋)(→「ふらんす堂」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:季語は「星空(三秋)」と「洗ひ髪(三夏)」が重なりますが前者をとります。夜の湿度も低くなってきたような。洗い髪の乾きもやや早くなる星空の下です。
●飯野定子(いいのていこ)
○好きな一句「束の間に沖雲育つ海開」(『沖雲』2002)2
○季語(海開・晩夏)(引用同上)
【Profile】:1932年東京都品川区出身。1983年「畦」入会。→上田五千石に師事。1998年「かなえ」入会。→本宮鼎三に師事。2000年誌名が「萌」と改められ、引継いだ→三田きえ子主宰に師事。1997年第1回毎日俳句賞大賞受賞。1999年第1回かなえ賞受賞。「萌」同人。
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