○五感俳句550・味覚34苦味4・伊藤柳香01・2021-09-27(月)
○「錆鮎の腸ほろ苦き母郷かな」(伊藤柳香01)
○季語(錆鮎・三秋)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:「錆鮎」は「落鮎」の子季語。産卵のために川を下る鮎をいう。母郷で味わっているのか。苦さで思い出す母郷なのか。
○伊藤柳香(いとうりゅうこう)
○好きな一句「朝鵙や老僧壺の如く坐す」02
○季語(鵙・三秋)(引用同上)
【Profile】:1951年茨城県出身。埼玉県入間市在住。俳誌「かびれ」(→大竹多可志主宰)同人。
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