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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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■五感俳句550「錆鮎の腸ほろ苦き母郷かな」(伊藤柳香)

2021-09-27 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句550・味覚34苦味4・伊藤柳香01・2021-09-27(月)
○「錆鮎の腸ほろ苦き母郷かな」(伊藤柳香01)
○季語(錆鮎・三秋)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:「錆鮎」は「落鮎」の子季語。産卵のために川を下る鮎をいう。母郷で味わっているのか。苦さで思い出す母郷なのか。


伊藤柳香(いとうりゅうこう)
○好きな一句「朝鵙や老僧壺の如く坐す」02
○季語(鵙・三秋)(引用同上)

【Profile】:1951年茨城県出身。埼玉県入間市在住。俳誌「かびれ」(→大竹多可志主宰)同人。


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