俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句0261・顔01・大竹多可志01・2016-01-14(木)
○「神仏の顔など知らずどんど焚く」(大竹多可志01)
○季語(どんど焚き・冬) 「しんぶつのかおなどしらずどんどたく」(「俳句界201211」より引用)【→五体俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:目や口、鼻など多くの部位を含む「顔」ですが初登場です。神様や仏様の顔など知らないのですが、どんど焼きの人だかりの中にいます。
●大竹多可志(おおたけたかし)
○好きな一句「深海のやうな沈黙霜降れり」02
○季語(霜・冬) 「しんかいのやうなちんもくしもふれり」
【Profile】:1948年、茨城県出身。1962年「かびれ」入会。多可志の祖父である→大竹孤悠が1931年に日立で創刊した「かびれ」を2002年に継承。1970年、第20回かびれ新人賞、1988年、第38回かびれ賞受賞。2010年「水母の骨」で茨城文学賞受賞他。俳人協会幹事。