●五体俳句407・くちびる6・野間口千賀1・2018-11-27(火)
○「くちびるに冬陽あつめて菩薩かな」(野間口千賀1)
○季語(冬陽・三冬)(→「現代俳句データベース」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:菩薩像を見学している情景でしょうか。方方から室内に射し来る冬陽の日矢が、菩薩の唇へと収斂しているのです。
●野間口千賀(のまぐちちか)(1922~2016)
○好きな一句「形象への未練に歪む雪だるま」2
○季語(雪だるま・晩冬)(引用同上)
【Profile】:高知県出身。「天街」代表。2006年鹿児島県現代俳句協会会長、2012年現代俳句協会名誉会員に就任。
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