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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五体俳句534「眉白き茶屋の主や杜若」(田畑三千女)

2021-06-09 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句534・眉9・田畑三千女01・2021-06-09(水)
○「眉白き茶屋の主や杜若」(田畑三千女01)
○季語(杜若・仲夏)(「いちばんわかりやすい俳句歳時記春・夏」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:茶屋のおもてに咲く「杜若(かきつばた)」と茶屋の主の眉のしらがとの取り合わせ。「→杜若色(かきつばたいろ)#3e62ad〉」というものが見つかった。句の情景としてなかなかの配色である。


田畑三千女(たばたみちじょ)(1895~1958)
○好きな一句「あたたかや挨拶長き京言葉」02
○季語(あたたか・三春)(「俳句αあるふぁ2019年春号」より引用)

【Profile】:滋賀県出身。6歳で京都祇園の茶屋一力の専属舞妓となる。舞妓時代に→高浜虚子を知り、小説「風流懺法」の三千歳のモデルとなる。→田畑比古と結婚、料亭京饌寮を経営。虚子に師事し「ホトトギス」同人。

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