俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句534「紫陽花に興亡偲ぶ城下町」(塩田藪柑子)

2021-06-06 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句534・興亡(時間)1・塩田藪柑子01・2021-06-06(日)
○「紫陽花に興亡偲ぶ城下町」(塩田藪柑子01)
○季語(紫陽花・仲夏)(「『俳句年鑑』2017年版(角川書店)」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえすせそてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:別名「七変化」ともいわれる紫陽花。花の玉は白色から濃さを増してしだいにくすんだ色となる。城下町の盛衰も偲ばれる。


塩田藪柑子(しおたやぶこうじ)
○好きな一句「秋の蟬孤高の句碑の暮れなずむ」02
○季語(秋の蟬・三秋)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)

【Profile】:1928年京都府出身。1927年に父・塩田紅果が東京で創刊した「蟻乃塔」を京都市にて継承主宰。

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