俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■色彩俳句536「蛍打てば箒の中に光りけり」(加藤国彦)

2021-06-23 04:56:00 | 色彩俳句

○色彩俳句536・光彩22・加藤国彦01・2021-06-23(水)
○「蛍打てば箒の中に光りけり」(加藤国彦01)
○季語(蛍・仲夏)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:竹箒で捕獲した蛍が箒の中で点滅する。条例やら自然保護やら何やら口煩いことのまだなかった時代。今はもう夢のような時代のお話です。


加藤国彦(かとうくにひこ)
○好きな一句「寒鯉でありし呪縛の解けてをり」02
○季語(寒鯉・晩冬)(「週刊俳句 Haiku Weekly 2008-03-30」より引用)

【Profile】:1934年大阪府出身。「天為」同人。「花鳥」会員。茨城県土浦市にて「」創刊代表。

コメント