俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五体俳句535「野の風を舌先に呼ぶさくらんぼ」(加藤光樹)

2021-06-15 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句535・舌先1・加藤光樹01・2021-06-15(火)
○「野の風を舌先に呼ぶさくらんぼ」(加藤光樹01)
○季語(さくらんぼ・仲夏)(「→現代俳句データベース」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:舌先に転がるさくらんぼの果肉。小さな紙袋で売られていた「桜桃」の記憶。果樹園に吹くふるさとの野の風を感じている。


加藤光樹(かとうこうじゅ)
○好きな一句「海溝の亀裂深まる無月かな」02
○季語(無月・仲秋)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)

【Profile】:1935年千葉県出身。東京都豊島区にて「白(はく)」代表継承。

コメント