○五体俳句534・眉9・田畑三千女01・2021-06-09(水)
○「眉白き茶屋の主や杜若」(田畑三千女01)
○季語(杜若・仲夏)(「いちばんわかりやすい俳句歳時記春・夏」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:茶屋のおもてに咲く「杜若(かきつばた)」と茶屋の主の眉のしらがとの取り合わせ。「→杜若色(かきつばたいろ)〈#3e62ad〉」というものが見つかった。句の情景としてなかなかの配色である。
○田畑三千女(たばたみちじょ)(1895~1958)
○好きな一句「あたたかや挨拶長き京言葉」02
○季語(あたたか・三春)(「俳句αあるふぁ2019年春号」より引用)
【Profile】:滋賀県出身。6歳で京都祇園の茶屋一力の専属舞妓となる。舞妓時代に→高浜虚子を知り、小説「風流懺法」の三千歳のモデルとなる。→田畑比古と結婚、料亭京饌寮を経営。虚子に師事し「ホトトギス」同人。
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