俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句537「夏桑や甲斐の山々裾急に」(市川東子房)

2021-06-27 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句537・傾斜(空間)11・市川東子房01・2021-06-27(日)
○「夏桑や甲斐の山々裾急に」(市川東子房01)
○季語(夏桑・三夏)(「→575筆まか勢」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえすせそてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:かつて養蚕が盛んだった地に残る桑畑。傾斜の急な甲斐の山裾を背景に桑の実を摘んで味わう。「→富士の国やまなし


市川東子房(いちかわとうしぼう)(1898~1980)
○好きな一句「限りなく流るゝ雲や葛の花」02
○季語(葛の花・初秋)

【Profile】:東京日本橋の生まれ。商社勤めの頃、「大阪毎日新聞」に投句。その後、業界紙の編集者となり、1930年からは「ホトトギス」発行所に勤務。同誌を支えつつ1962年「大桜」創刊主宰。

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