俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句536「思ふこと黙つてをるか蟇」(菅沼曲翠)

2021-06-24 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句536・擬人11・菅沼曲翠01・2021-06-24(木)
○「思ふこと黙つてをるか蟇」(菅沼曲翠01)
○季語(蟇・三夏)(「俳句αあるふぁ2019年夏号」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:「擬人」というより「代弁」である。蟇(ひきがえる)というより作者・曲翠の言葉である。「黙っていないで何か言ったらどうなんだ!」と。


菅沼曲翠(すがぬまきょくすい)(1660~1717)
○好きな一句「明星や尾上に消ゆる鹿の声」02
○季語(鹿・三秋)(「→竹とんぼ」より引用)

【Profile】:近江膳所(ぜぜ)藩士。→松尾芭蕉の門人。元禄3年膳所をおとずれた芭蕉に幻住庵を提供。「ひさご」に芭蕉、浜田洒堂(しゃどう)との三吟をのこす。享保2年不正をはたらいた家老を殺害して自刃。58歳。子の内記も切腹、妻は出家し破鏡(はきょう)尼と号した。(「デジタル版 日本人名大辞典+Plus」より抜粋引用)

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